本サイトの一部にはプロモーションを含みます。
秋、世間がカボチャと仮装で浮かれる季節。私も「よし、ハロウィンっぽいホラーでも観ちゃおっかな」とU-NEXTでハロウィンと検索したんです。そしたら出てきたのは、ほぼ全部「ハロウィン」という名の映画。なんてこった。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
「ハロウィン」「ハロウィン」「ハロウィンII」「ハロウィン」……。微妙に数字が付いてたり付いてなかったり、同じ年号じゃないのに同じ邦題だったり。何を言っているのかさっぱりわかりません。気になって調べたら、このシリーズ、想像の3倍くらいややこしいことになっていました。
ということで本記事では、こんがらがった「ハロウィン」シリーズを私なりに整理しました。「結局どれから観ればいいの?」の答えも最後に置いておきます。
そもそもなんでこんなに「ハロウィン」が多いの?

まず大前提として、世の中で「ハロウィン」と名の付くホラー映画のほとんどは、1978年の『ハロウィン』から続く同じシリーズです。マイケル・マイヤーズという白いマスクの殺人鬼が暴れ回る、あれです。
じゃあなんでこんなに本数があるのか。理由はシンプルで、何度も「リブート(仕切り直し)」されているからです。
人気シリーズって続編を重ねるうちに設定がとっ散らかってきますよね。そうなると制作側は「いったん過去をなかったことにして、また1作目から作り直そう」とします。これがリブート。ハロウィンはこれを何度もやった結果、「1作目から枝分かれした世界線が複数本存在する」という地獄みたいな状態になっているわけです。
しかも厄介なことに、リブートのたびに邦題をまた『ハロウィン』に戻してくるので、検索しても見分けがつかない。犯人はネーミングセンスです。
まず全作品を公開順に並べてみる
ごちゃごちゃ言う前に、まずは「ハロウィン」と名の付く本編シリーズを公開順に全部並べます。これで全13作。
| 公開年 | タイトル | どの系統 |
|---|---|---|
| 1978 | ハロウィン | ① 元祖 |
| 1981 | ハロウィンII | ①②共通 |
| 1982 | ハロウィンIII | 番外(別物) |
| 1988 | ハロウィン4 | ① |
| 1989 | ハロウィン5 | ① |
| 1995 | ハロウィン6 | ① |
| 1998 | ハロウィンH20 | ② |
| 2002 | ハロウィン レザレクション | ② |
| 2007 | ハロウィン(リメイク) | ③ |
| 2009 | ハロウィンII(リメイク) | ③ |
| 2018 | ハロウィン | ④ |
| 2021 | ハロウィン KILLS | ④ |
| 2022 | ハロウィン THE END | ④ |
はい、同じ「ハロウィン」が3回出てきます(1978・2007・2018)。検索して混乱するのはあるあるでしょう。
ここからは、この13作を「系統(世界線)」ごとに整理していきます。
① 元祖シリーズ(1978〜1995)
すべての始まり、ジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」(1978)から続く本流です。低予算ながら世界中を震え上がらせた、スラッシャー映画の元祖中の元祖。
ここから「II」(1981)で物語が直接つながり、その後しばらく間を置いて「4」「5」「6」と続きます。この4・5・6は「ソーン三部作」とも呼ばれる、ちょっとオカルト方向に踏み込んだ流れです。
| 作品 | 公開年 | メモ |
|---|---|---|
| ハロウィン | 1978 | 元祖。まずこれ |
| ハロウィンII | 1981 | 1作目の直接の続き |
| ハロウィン4 | 1988 | マイケル復活。3は飛ばす |
| ハロウィン5 | 1989 | 4の続き |
| ハロウィン6 | 1995 | 元祖系の一区切り |
ちなみに「3」がここに無いのに気づきました?これがこのシリーズ最大のトラップなので、後で単独で説明します。
② H20シリーズ(1998・2002)
ここで1回目の仕切り直し。1998年の「ハロウィンH20」は、1作目と2作目だけを正史として、4・5・6をまるっと無視して作られた続編です。「あの3本?知らない子ですね」というスタンス。
タイトルの「H20」は水(H2O)ではなく「Halloween 20」、つまり1作目から20年後という意味です。
| 作品 | 公開年 | メモ |
|---|---|---|
| ハロウィンH20 | 1998 | 1・2の20年後という設定 |
| ハロウィン レザレクション | 2002 | H20の続き |
つまりこの系統は 1978 → 1981 → 1998 → 2002 という飛び石でつながっています。4・5・6を観てなくても問題なし。
③ ロブ・ゾンビ版リメイク(2007・2009)
2回目の仕切り直し。今度は続編ではなく、ミュージシャンとしても有名なロブ・ゾンビ監督による完全リメイクです。1作目を一から作り直し、殺人鬼マイケルの生い立ちをより掘り下げた、暴力描写の濃いめなシリーズ。
| 作品 | 公開年 | メモ |
|---|---|---|
| ハロウィン(リメイク) | 2007 | 過去作と無関係の作り直し |
| ハロウィンII(リメイク) | 2009 | その続編 |
この2本は他の系統と一切つながっていない独立世界です。雰囲気もかなり違うので、好みが分かれるところ。私は「これはこれでアリ」派です。
④ 最新リブート三部作(2018〜2022)
3回目にして最新の仕切り直し。2018年の「ハロウィン」は、なんと1978年の元祖「ハロウィン」だけを正史として、それ以外の続編・リメイクを全部なかったことにしたという潔すぎるリブートです。1981年の「II」すら無視。
| 作品 | 公開年 | メモ |
|---|---|---|
| ハロウィン | 2018 | 元祖の40年後。直接の続編 |
| ハロウィン KILLS | 2021 | 2018の続き |
| ハロウィン THE END | 2022 | 三部作の完結編 |
つまり 1978 → 2018 → KILLS → THE END の4本だけで一本の物語が完結します。これが現状いちばんスッキリした入り口かもしれません。
番外編:「ハロウィン3」だけ別物すぎる問題
さあ、後回しにしていた「ハロウィン3」(1982)です。これがシリーズ最大の異端児。
なんとこの作品、殺人鬼マイケル・マイヤーズが一切出てきません。マスクを作る会社の陰謀を描く、まったく別のお話なんです。
これには理由があって、当初「ハロウィン」は「マイケルの話を続ける」のではなく、毎回ハロウィンにまつわる別の怖い話を作るオムニバスシリーズにしようとしていたんですって。その第1弾が「3」。でも観客は「マイケルを出せ」と大ブーイング。結果この路線は1作で打ち切られ、「4」でマイケルが呼び戻された……という経緯なわけです。
結局どれから観ればいいの?
全部観るのは正直しんどいので、目的別におすすめの入り口をまとめます。
| こんな人 | おすすめの観る順 |
|---|---|
| とりあえず最短で楽しみたい | 1978 → 2018 → KILLS → THE END |
| 元祖の空気を味わいたい | 1978 → 1981(II)だけでも十分 |
| がっつり沼りたい | 公開順に全部 |
| 変化球が好き | 単独で「ハロウィン3」 |
迷ったら、いちばん上の「1978 → 2018三部作」の計4本で間違いないです。元祖の名作と、それを受けた最新の完結編だけをきれいに味わえます。
まとめ
ということで、ややこしい「ハロウィン」シリーズを整理してみました。
要するに、元祖から枝分かれした世界線が4系統+異端の「3」。これさえ頭に入れておけば、配信サービスで検索して固まることもなくなるはずです。少なくとも私はもう固まりません。
さて、知識は完璧に整いました。あとは1人で夜中に観てハロウィンを満喫しましょう。
にほんブログ村



コメント