経理職に限らずビジネスパーソンなら身に着けておいて損はない簿記の知識。そんな簿記検定の入門となるのが簿記3級です。

どうも!無趣味ビジネスパーソンことたっつーです!!
簿記って難しいですよね。特に勉強し始めのとっかかりが難しくないですか?借方と貸方の概念や資産だの負債だのPLだのBSだのと、入り口部分で挫折する人って意外と多いんじゃないかなって思います。
しかし習得しておけば何かと役に立つと話題の簿記。勉強しない手はない!ということで、1ヶ月の勉強で試験に臨み、無事に合格しました。無課金で合格にたどりついたおすすめのYouTubeチャンネルや実際に取得して実生活や転職活動において役だったのか?などを紹介していきたいと思います。
簿記3級の概要
まずは簿記3級試験の概要をおさらいです。
出題範囲:商業簿記(商店や中小企業の経理実務程度)
合格率:40%前後
学習時間:100時間程度
試験時間:60分
受験料:3,300円
合格点:70点/100点満点中
試験は大問3つからなっており、第1問は仕訳15題、第2問は総勘定元帳勘定記入や補助簿作成など、第3問は財務諸表の作成や精算表に関する問題です。
簿記3級の学習に使用した教材
前述のとおりYouTubeのみで学習したので教材費は0円です。学習に使用させていただいたのはふくしままさゆきさんのYouTubeチャンネルです。簿記検定の講義動画をあげており、簿記3級の動画はすべて無料で閲覧可能です。この方の動画、本当にわかりやすいのと、話が面白いのでYouTube見る感覚で学習を進められるのでおすすめです。
YouTubeを見ながら、ポイントを随時ノートにまとめていき、随時練習問題が用意されているのでそれを解いて問題対策までYouTubeで完結。講義動画を一巡したあとは日本商工会議所で公表されているサンプル問題を解き、学習開始から1ヶ月で試験に臨みました。

試験当日
簿記3級はCBT方式が導入されており、全国各地のネット試験会場で好きな日程で受験可能です。
私が簿記3級を受験したのは新宿のとある試験センター。新宿ってなんであんなに高いビルが多いんですかね。試験受付を済ませ試験ブースの座席につき、ひたすら問題を解き進めました。
試験開始から50分くらいたったところで全部解き終わり、ささっと見返して試験終了ボタンを押します。試験結果はすぐに画面に表示され、合格を確認して一安心。受付で受験結果のレポートを受け取って終了です。点数は75点くらいでギリギリでした。
実生活や転職活動で役立つ?
実は私が簿記3級を取得したのはこの記事を書いてる2年以上前のことです。簿記3級を取得してよかったと感じるのは
「会計処理の基礎を理解し全体像が把握できる」
ことに尽きるかなと思います。普通に会社員をしていると経理職でもない限り企業のお金の流れなんて意識することはあまりないと思うんですが、簿記の知識があると私たちが普段売上だの経費だのといっているお金は一体どのように処理されるのか、もっというとなんのためにそういう計算が必要なのか、その全体像がわかるようになります。
逆にいうと、3級はほんとに「入門」って感じなので、決算書を読んだりするのは厳しいかな。ただ簿記3級の知識があると簿記2級の学習がスムーズに開始できるので、勉強して無駄になることは絶対にありません。
転職についてですが、正直簿記3級はそこまで評価されません。簿記というと経理職への転職を思い浮かべる人が多いと思いますが、実務経験がない限り、年齢にもよりますが簿記3級だけでは経理への転職は難しいです。私は20代後半で簿記3級を履歴書に記載して未経験可の経理や総務の求人へ応募しましたが、書類選考すら通りませんでしたよ。トホホ…
しかし、私はその後簿記2級を取得しましたが、簿記2級まで取ると20代後半、もっというと30手前でも経理の求人で内定が出るようになりました。よって私がおすすめするのは、簿記3級を取得したら知識が薄れないうちに簿記2級の勉強を開始する、ということです!

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