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8月も後半だというのに、外に出た瞬間に「あ、これ無理だ」となる暑さが続いています。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
そんな残暑まっただ中の日本において、スーパーのビール売り場だけは季節を先取りしています。8月18日、大手3社がそろって秋限定のビールを発売しました。サッポロのファイブスター、アサヒ生ビールの秋のまろやか、そしてキリン秋味。季節をいち早く感じたければ酒売り場に行け、というのが私の持論です。
ってことで、秋を感じるべく有給を取って昼から3本飲み比べます。
有給を取ったら商店街に秋が来ていた
平日の昼間、何の予定もない有給。こういう日はだいたい昼過ぎまで寝てしまって「今日一日何やってたんだろう」と天井を見つめて終わるのですが、この日は珍しく午前中に起きられました。
とりあえず近所の商店街をぶらぶら歩き、スーパーへ。そしてぐるぐる回りながらビール売り場の棚で、秋色のパッケージが3種類並んでいるのを発見しました。
紅葉の秋味、オレンジのマルエフ、そして赤いラベルのファイブスター。そういえばもう秋のビールが発売される時期か…と心は小躍り状態でしたね。
猛暑の中を全力で持ち帰る
今日はあいにくの真夏日。ビールというのは冷えていてこそのもので、常温に戻ってしまっては意味がありません。スーパーで気分が高鳴ったのもつかの間、時間との戦いが始まります。レジ袋の中で缶がどんどんぬるくなっていくのを感じながら、私は早足で家に向かいました。
もはや競歩です。腕は振れるし、袋は揺れる。そして缶は、当然のようにシャッフルされていきました。この時点でうっすら嫌な予感はしていました。
家に着いて即座に3本を冷凍庫へ放り込み、その間にシャワーを浴びる。汗を流して出てきた頃には、缶はそこそこに冷えていました。ここまでは完璧な段取り。
張り切ってグラスに注ぐも…
グラスを3つ並べて、いよいよ実食です。
まずは1本目。プシュッ、と小気味いい音がして――そのまま泡が噴き出しました。

おーとっと。慌てて口をつけて、あふれる泡をすする。優雅な飲み比べのはずが、いきなり緊急対応です。そういえば競歩で帰ってきたな、と冷静になったところで時すでに遅し。
2本目も、3本目も、結果は同じでした。グラスに注いだ3杯は見事に泡だらけで、ビールと泡の比率がだいたい半々。液面が見えるまでしばらく待つ必要がありました。

でも、平日の昼間、泡だらけのグラスが3つ並んでいる光景。うまいかどうかはさておき、絵として最高です。
サッポロ ファイブスター
1本目はサッポロのファイブスターから。

もともとは1967年に登場したプレミアムビールの先駆けで、今は北海道のサッポロビール園でしか飲めない生ビールです。それが今回、サッポロビール園60周年ということで缶になって全国に降りてきました。裏面には開拓使館でビールを飲んでいるイラストが描かれています。北海道に行かなくても飲める、というだけでちょっとありがたみがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | サッポロ ファイブスター |
| メーカー | サッポロビール |
| アルコール分 | 5.5% |
| 容量 | 350ml缶 / 500ml缶 |
| 原材料 | 麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ |
| 発売日 | 2026年8月18日(数量限定) |
| 特徴 | 濃醇で本格的なコクのある味わい |
飲んだ感想
一口目からガツンときました。しっかりとした苦みが効いていて、飲んだ瞬間に「これはビールだ」と全身が理解する感じ。
しかもこの苦み、後味までちゃんと残ります。飲み込んだあとに口の中でじわっと余韻が続くので、軽く飲みたい人には向いていません。ビールの苦みが好きな人向けの、はっきりした味です。
私はこういうのが好きなので、1本目からいきなり当たりを引いた気分でした。ビール園で飲まれ続けてきた理由がなんとなくわかります。
アサヒ生ビール 秋のまろやか(マルエフ)
2本目はマルエフの秋バージョン。

通常のマルエフより麦芽の使用量を増やして、さらにホップの配合を調整することで、やわらかい飲み口に仕上げているそうです。缶は温かみのあるオレンジ基調で、「限定醸造」「秋のまろやか」の文字が入っています。並べてみると3本の中で一番おしゃれな見た目でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | アサヒ生ビール 秋のまろやか |
| メーカー | アサヒビール |
| アルコール分 | 5% |
| 容量 | 350ml缶 / 500ml缶 / 中瓶500ml |
| 発売日 | 2026年8月18日(数量限定) |
| 特徴 | 麦芽増量とホップ調整によるまろやかな味わい |
飲んだ感想
名前の通り、とにかくまろやか。ファイブスターの直後に飲んだせいもあって、口当たりのやさしさが際立ちました。
苦みは抑えめというか、角がまったくない。それでいて麦の味はしっかりしていて、なんというかクラフトビール的なおしゃれさがあります。バーで出てきても違和感がないタイプ。
そして何より、つまみを選びません。この日は冷蔵庫にあったチーズと枝豆と、あと途中で買ってきた唐揚げを適当に食べていたのですが、どれと合わせても普通においしい。優等生タイプの味です。3本の中で一番「誰にでもすすめられる」のはこれでした。
キリン秋味
締めはキリン秋味。今年で発売36年目になる、秋ビールの大御所です。

麦芽を通常のビールの約1.3本分使っていて、アルコール度数も6%と高め。飲みごたえがありながら後口はすっきり、というのが売りだそうです。パッケージには紅葉があしらわれていて、これを見ると毎年「秋が来たな」となります。キャッチコピーは「おいしい秋はじまる。」。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | キリン秋味 |
| メーカー | キリンビール |
| アルコール分 | 6% |
| 容量 | 350ml缶 / 500ml缶 |
| 原材料 | 麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ |
| 発売日 | 2026年8月18日(期間限定) |
| 特徴 | 麦芽たっぷり1.3本分の飲みごたえ |
飲んだ感想
これは、一番スタンダードなビールでした。
前の2本がそれぞれ個性的だったぶん、秋味を飲んだ瞬間に「はい、ビール」という納得感がすごい。麦芽が多いぶん飲みごたえはあるのに、変にクセがなくてスルスル入ります。
言葉にするなら、実家のような安心感。新しい発見はないけど、間違いなくうまい。そういう味です。
毎年発売されているので「まあいつでも飲めるでしょ」と思いがちなんですが、実際は秋の数ヶ月しか売っていません。私の中ではマックのグラコロと同じポジションです。年に一度、その季節が来たら義務感に近い気持ちで手を伸ばす存在。
3本飲み終えて
昼過ぎに飲み始めて、飲み終わったのは夕方前。休みの日にしかできない、贅沢な時間の使い方でしたね。

3本を並べて飲んでみると、それぞれの方向性の違いがよくわかります。がっつり苦いのがファイブスター、やさしくて万能なのがマルエフ、王道の安心感が秋味。どれが一番かは、その日の気分と、つまみ次第ってところですかね。
外はまだ真夏の暑さですが、グラスの中だけはちゃんと秋でした。残暑はまだしばらく続きそうなので、その間はこの3本でしのごうと思います。
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