雨でも石垣島は楽しめるのか?悪天候の中自転車で川平湾を目指した結果

1人旅(国内)

昨日は大量の酒を飲んで就寝したのはなんやかんや深夜4時。石垣島一人旅の2日目となる本日は朝7時に目が覚めました。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!

1日目の様子はこちら。

カーテンを開けると朝7時とは思えないほど暗い景色が広がっています。ここは本当に沖縄なのか?

セルフサービスの軽朝食がいただけるホテルだったので、一旦食堂へ移動。

初日は海との縁がまるでなく、え、ほんとに石垣島に来たの?という過ごし方をしました。しかし本日は海岸の真ん前のちょっといいホテルを取ってあります。石垣島唯一の露天風呂付のホテルなんだとか。

このホテルまでは今いるホテルから自転車で30分ほどです。石垣島にはcogicogiというレンタサイクルサービスが普及しており、電動自転車を時間単位で借りることができます。24時間パックが3,500円で借りられるということだったので、明日までこのレンタサイクルで移動がてら石垣島探検をするつもりでいました。

石垣島のcogicogi

雨が降ってても突然晴れる石垣島の天候

しかし、あいにくの空模様。曇りどころかしっかりと雨が降っており、とても自転車で移動するような天気ではありません。

レンタカーを借りるという選択肢も調べたのですが、レンタカーは時間単位で借りられないので、1泊2日で借りるということになります。市街地周辺の最も安いお店でも1泊2日で借りれば1万円以上はするようでした。とりあえず市街地中心の「ユーグレナモール」というお土産屋さんが密集している商店街のような場所まで歩いて、お土産を見たりしながら雲行きを見守ります。

すると奇跡的に雨が止み、少しですが空が明るくなってきました。今しかない!ユーグレナモールから一番近いcogicogiまで走り、天気が変わらないうちにホテルへ急ぎます。

ホテルへ走ってる最中、少しだけ日が差してきて青空がのぞきました。今回の石垣島旅行で最初で最後の青空かもしれません。慌てて自転車を海外線へと方向転換し、海辺で写真をパシャリ。

急に出てきた青空

30分ほど自転車を漕いでホテルへ到着しました。チェックインは15時以降、現在の時刻は11時です。そう、チェックインまでまたあと4時間ほどあります。

先程青空が広がっていたこともあり、これは自転車探検できんじゃね?!と胸を踊らせて石垣島内でもトップレベルの透明度を誇る海こと川平湾へ向かうことにしました。川平湾には美味しそうな八重山そばのお店があり、そこの海老そばというでかい海老ののったそばがめちゃくちゃうまそうだったのです。

川平湾を目指すも…

ホテルを出発後、まもなくして青空はその姿を眩ませ、空には再び雲が立ちこもり始めました。でも一応雨は夕方からの予報だし…とスマホのアプリの天気予報を信じて自転車を漕ぎ続けます。

自然豊かで曇っていてもリフレッシュできます

ホテルから川平湾への道。道路は大体海岸沿いを通っているので、自転車を漕いでる最中も横目に景色を楽しめます。これ晴れだったらすごい気持ちいいんだろうな〜と残念な気持ちもありつつ、マングローブの植林途中みたいな場所があったりして、曇りでも楽しめる景色はありました。

植林?なんか中途半端な状態の木々

そしてマングローブ林で戯れていると、途中で雨がポツ…ポツ…と降りはじめました。これはやばい、とにかく川平湾へ急ぐべく、ペダルに乗せた足先に力が入ります。アップダウンの激しい道も多い石垣島。レンタサイクルは電動だったことで命拾いしました。cogicogiありがとう。

やがて雨はスコールのような状態になり、傘なしで自転車を漕ぐのが辛くなったので進むのを中断して雨宿りすることにしました。雨宿りといってもお店も軒下もないため、道路脇で折りたたみ傘をさして棒立ちです。

曇り空。うちの近くの川もこんな感じ

ここから雨雲レーダーの確認ラッシュを始めましたが、雨雲レーダーは全く当てになりませんでした。私が今ここにいる頭上では確かに雨が降っているのに、雨雲レーダーに雨雲は表示されません。途中方位磁針アプリを立ち上げ意味もなく西の方角を確認したりもしました。

雨が降ってるのに雨雲はかかってない雨雲レーダー

気温は20度。半袖のTシャツにカーディガンという秋口の格好でしたが、スコールで全身濡れたことによって体感は完全に冬。寒いです。そしていつまで経っても止まないスコール。もうここで引き返そうかな…と諦めの気持ちが浮上し始めました。

こんな寒い中食う海老そばはさぞうまいはず…とそれだけをモチベーションに引き返したい気持ちをグッと堪え、このまま立ち往生しても仕方ない、と意を決して先を目指すことにします。

道も悪く、そこら中に落ちている何かの種子が行く道を阻みます。cogicogiのタイヤは頑丈なようでパンクするようなことはありませんでしたが、私が普段使っているママチャリだったら今頃タイヤはボロボロでしょう。

舗装された道路を走っているはずなのに、まるで砂利道を走っているように自転車は弾みます。そしてどこからか響いてくる聞いたことのない動物の鳴き声ジャングルのような植生群降り続けるスコール、そして私以外には歩行者も自転車もすれ違わない。もう心が折れるには十分な条件が揃っていました

しかし最後の力を振り絞り、今自分はこういうアトラクションを体験しているんだこういうアクティビティなんだ、絶叫マシンみたいで楽しいじゃないか!と言い聞かせます。

進む気を失せされる注意看板

雨はやむどころかまた強くなってきて、心がぽっきりと折れました。もうあの店に辿り着くのは無理だ、やめよう、引き返そう!と急に諦めの気持ちが勝りました。ただとにかくお腹が空いていたので、ほど近いところにあった八重山そばも出してる飲食店で手を打つことにします。

多分普段だったら入らない飲食店に入ってみる

独特な外観のお店

飲食店にたどり着き、お店に入るとお客さんどころか店員さんもいません。無人の中に置かれてるメニューを勝手にパラパラめくり、八重山そばが確かにメニューに書いてあることを確認します。

そして店員さんを探すと、隣の厨房?のようなスペースから物音。中が見えづらいのれんの向こうへ声をかけると、はいは〜いと愛想よく出てきてくれました。

そして八重山そばを注文したのですが予想通り特に席の案内とかはなかったので、適当に座って待ちます。3,4分で運んできてくれます。

八重山そばともずく

八重山そばは寒くて疲れているという補正もかかり、めちゃくちゃ美味かったです。付け合わせのもずくもいい感じの酸味で八重山そばのお供にぴったり。

店内に食器の返却のお願いが掲示されていたので、食べ終わった器をまた厨房の入り口へ持っていきます。ここで会計をしますが、絶対キャッシュオンリーのお店だと思って現金を手元に準備していたのに、普通にPayPay含む各種キャッシュレス決済が利用可能なことに面食らいました。

ホテルへ引き返す道は寒くて辛い

そして来た道を引き返します。ホテルを出発したのは11時、現在の時刻は13時過ぎ。途中寄り道をしながらではありますが、2時間以上かけてきた道をまた戻るという事実に目を覆いたくなりました。

八重山そばを食べるという原動力もなくなり、相変わらずスコールの止まない道を自転車で駆け抜けます。風も強くなってきて、濡れたカーディガンが体温を奪います。

自分は石垣島まで来て一体何をしているんだろうと、虚しさが押し寄せました。早く家に帰りたい。だから出掛けるのは嫌なんだ。いろんなネガティブな感情を必死で押し返し、無の感情をペダルを漕ぎ続けます。

そして無心でひたすら走り続けて、ふとgooglemapを見ると、思ったよりもホテルに近づいていることに安堵します。よかった、地道にコツコツ続ければいつか報われるんだ、そんな達成感が湧きました。

このままのペースで自転車を漕ぐとホテルに着くのは14時過ぎ。チェックインは15時から。つまり1時間近くの時間の空き時間ができるわけです。

石垣島は自然豊かです。そんな自然豊かな場所に、喫茶店やコンビニ等のちょうどよく時間を潰せる場所はありません。この濡れた寒い服のまま、ホテルのチェックイン時間まで何もない場所で待つことを考えると、ホテルに近づいてるはずなのにホテルに着きたくないという二律背反の感情を抱きます。

そしてまた無の感情になって自転車を進めているとドライブインの看板が出てきました。迷うことなく立ち寄ることにしました。何があるかはわからない、そもそもドライブインに自転車で立ち寄る人間がいるのか?そんなことは気にもなりませんでした。

そして駐輪場を見つけます。ここまで自分以外に自転車を漕いでる人間に全く出会わなかったので、石垣島は完全に車社会なのかと錯覚しましたが、一応自転車を利用する人も存在するようで安心します。トイレを済ませ、このまますぐ出発してしまうとホテルで時間を余らせてしまうので、併設されるレストランに入店します。

八重山そばを食ったばかりでお腹が空いてなかったので、ドリンクだけでもいいか聞いたところ、OKとのこと。適当にドリンクを頼むと、自転車で来たんですか~?と店員さんが優しく声をかけてくれます。ずぶ濡れだったので気にかけてくれたようです。

そうなんです、こんなに降ると思わなくて…というと、そうよねぇ、晴れるように願っておきますね!と言ってくれました。ありがとう。そうこうして時間をつぶしていると、空が明るくなってきました。

さっきの店員さんが、あら、止んできたわね!と嬉しそうに報告してきにくれてなんだかほっこりした気分に。今のうちだ!とホテルへと急ぐことにします。そしてまた30分ほど自転車を漕いで、ホテルに到着しました。

チェックインを済ませ、部屋に行くと外から日差しが差し込んでいる…!窓を覗くと青空が出ていました。タイミングがいいのか悪いのかわかりませんが、とにかく今しかない!と部屋を急ぎ出てホテルの売店でビールを購入し、ホテル前の海岸へ足を運びます。

一瞬だけ出た晴れ間

綺麗な海、波の音、冷えたビール、そして周りには誰もいません。思い描いた最高のシチュエーション。

雨の中目にした海水とは打って変わって輝いています。水の透明度も異なるように感じます。そして太陽の日差しが眩しくて暑い。これだよこれ、これを見に来たんだよ!凍えそうな思いを乗り越えて口にするビールは格別でした。

そして20分もしないうちにまた空は雲に覆われ、太陽は分厚い雲に隠れてしまいました。一瞬だけの貴重な晴れ間、今日1日頑張ってよかった〜と報われた瞬間でした。

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました