クラフトビールを飲んでいると、たまに思うんですよね。これ、どうやって作ってるんだろうと。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
同じ「ビール」なのに、片方は真っ黒でコーヒーの味がして、もう片方は黄金色でグレープフルーツの香りがする。原材料はほぼ同じはずなのに、なぜこうなるのか。
調べたら理屈がわかったので、選ぶだけでその理屈が体感できるゲームを作りました。
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8回選ぶだけで、1杯のビールが完成します

実際の醸造工程をなぞって、8つの選択をしていくだけです。専門知識はいりません。
| 順番 | 選ぶこと |
|---|---|
| 1 | 土台になる麦芽 |
| 2 | 個性を足す特殊麦芽 |
| 3 | 麦汁の濃さ |
| 4 | 糖化(マッシュ)の温度 |
| 5 | ホップの品種 |
| 6 | ホップを入れるタイミング |
| 7 | 酵母と発酵温度 |
| 8 | 最後のひと手間 |
これが実際のクラフトビールの作り方の流れそのものです。麦芽を選んで、煮て、ホップを入れて、酵母で発酵させる。工程自体はシンプルなんですよね。
複雑になるのは、各工程の選択が全部かけ算で効いてくるからです。
選ぶたびに数値がリアルタイムで動きます

このゲームの肝がここです。選択するたびに、4つの数値が目の前で変わります。
| 数値 | 意味 |
|---|---|
| IBU | 苦味の強さ |
| SRM | 色の濃さ |
| ABV | アルコール度数 |
| ボディ | コクの重さ |
たとえばローストバーレイという真っ黒な麦芽を少し足すと、SRMが一気に跳ね上がってグラスの色が漆黒になります。「スタウトってこうやって黒くするのか」が一発でわかる。
色の表示には醸造で実際に使われるSRMの標準換算表を使っているので、出てくる色は本物の見え方に近いです。
選択肢ごとに、理由の解説がつきます
ただ選ばせるだけでは覚えられないので、選択肢ひとつひとつに解説を入れました。
実際に出てくるものをいくつか挙げます。
軽めに(OG 1.040)
麦芽が少ないぶん糖も少なく、アルコールも低くなります。薄い=手抜きではありません。低い度数で味を成立させるほうが、じつは設計が難しい。
果実を漬け込む
果汁の糖も酵母が食べるので、甘くなるとは限りません。むしろ度数が上がって酸味が立つことが多い。
サワーにする
糖を乳酸に変える菌を使います。酸はホップの苦味とぶつかるので、サワービールはたいていホップ控えめ。ヨーグルトと同じ原理です。
このあたりは調べていて自分が一番おもしろかった部分です。フルーツビールが甘いとは限らない理由とか、知ると次にビールを買うときの目線が変わります。
ラガーとエールの違いも、酵母と発酵温度を選ぶ工程で体感できるようにしました。10℃のラガー酵母と25℃のベルジャン酵母では、出来上がりが完全に別物になります。
最後に19種類のビアスタイルから判定されます
8回選び終わると、あなたが作ったビールがどのビアスタイルに該当するかが判定されます。

判定に使っているのは、国際的なビアスタイルの基準であるBJCPの範囲を参考にした簡易版です。ジャーマン・ピルスナー、ヴァイツェン、ウエストコーストIPA、ヘイジーIPA、インペリアルスタウト、セゾン、バーレイワインなど19スタイルを用意しました。
狙って作るのも、適当に選んで何になるか試すのも、どちらも楽しめます。
「IPAを作ろうとしたのに、なぜかアンバーエールになった」みたいなことが普通に起きます。そのズレ自体が、どの選択が効いていたのかを教えてくれる仕組みです。
そもそもクラフトビールとは何を指すのかは別記事で整理しましたので、そちらもどうぞ。
完成したビールに近い市販品を教えてくれます
判定結果に応じて、そのスタイルに近い実在のクラフトビールを提案します。よなよなエール、インドの青鬼、水曜日のネコ、COEDOの瑠璃や漆黒、常陸野ネスト、伊勢角屋麦酒など、全35銘柄から選ばれます。

つまりこういう流れになります。
- 好みの味を想像しながら8回選ぶ
- ビアスタイルが判定される
- そのスタイルの市販ビールがわかる
- 実際に買って飲める
自分の好みを言語化する装置として使えるんじゃないかと思っています。「なんとなく好き」が「自分はIBU高めでトロピカル系の香りが好きらしい」に変わると、ビール選びの精度が上がるので。
実際の醸造を見たくなったら
遊んでいると、本物の工程を見たくなってきます。
麦芽を糖化させて、煮沸してホップを入れて、酵母を投入する。この流れはビール工場見学で実際に見られます。ゲームで工程を知ってから行くと、説明の理解度が段違いだと思います。
私も次に行くときは、マッシュの温度を聞いてみようと思っています。63℃か66℃かで、そのビールの設計思想がわかるので。
遊んでみてください
ブラウザで動きます。インストール不要、登録不要、完全無料です。スマホでもPCでも遊べます。
1周3分程度なので、飲みながらでも終わります。というか飲みながらやるのが一番楽しいです。
何周かして、自分が毎回どのホップを選ぶかを見てみてください。たぶんそこに好みが出ます。
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