【3戦3敗】一人居酒屋に行けば友達ができると聞いたのでコミュ障社会人が試してみた結果

1人居酒屋

一人で居酒屋に行くと周りと仲良くなって友達ができる」とかなんとかいう人がいます。カウンターで隣に座った人と仲良くなって、気づいたら連絡先を交換している、だとかなんとか。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!

でもさ、本当にそんなことあるわけ?私、こんなことをいう人に出会う度にネッシーもしくはツチノコを見たような気分になります。

だけど、もしかしたらそうなのかもしれない。居酒屋という場の空気が人と人を繋いでくれるのかもしれない。コミュ障には渡りに船の趣味が飲み歩きなんじゃないか?新卒で社会人になりたての頃、そんな幻想を抱いた時期が私にもありました。

ということで、若かりし日に一人居酒屋に挑戦した日のことを、黒歴史の誇りを払うかのごとく書き起こすことにしました。3回ほどチャレンジしましたが、3戦3敗です。注文とお会計以外でほぼ声を発することなく全試合終了しました。そんな記録をここに残します。

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第1戦:カウンター居酒屋

まず基本から、と思い、近所の昔ながらのカウンター居酒屋に行きました。「ザ・居酒屋」という感じの店で、木のカウンターと焼き鳥の煙と演歌が共存している空間です。

入店した瞬間、嫌な予感がしました。

カウンターにはすでに常連と思しきおじさんたちが3〜4人陣取っており、店主と声高らかに盛り上がっています。私が「あ、一人です」と言うと、店主が「どうぞどうぞ!」と笑顔で端の席に案内してくれました。ここまでは良かった。

問題は、その後です。

常連グループと店主のトークが止まらない。笑い声が止まらない。店内には私一人だけが輪の外にいる。物理的な距離は1メートルもないのに、精神的な距離は地球の裏側くらいある。

「何か話しかけてみようか」と思いましたが、話の流れが全く読めない。常連同士の内輪ネタが8割で、参加できる隙間がどこにもない。かといって黙って焼き鳥を食べているだけだと自分がみじめになってくる。

結果、私がした会話は「生ビールひとつ」「焼き鳥の盛り合わせください」「お会計お願いします」の3文のみ。3文で完結した夜でした。

店を出たとき、解放感とともに深い虚しさが押し寄せてきました。焼き鳥は美味しかったです。

第2戦:おしゃれなバー

第1戦の反省から「プロに頼ろう」という発想が生まれました。バーのバーテンダーって、一人客の話し相手をするのが仕事じゃないですか。プロがいれば私のコミュ障もなんとかなるのでは、と。

勇気を振り絞って、駅前のおしゃれなバーに入りました。照明が暗くて、BGMがジャズで、カウンターにボトルが綺麗に並んでいる、あのやつです。入店だけで心拍数が上がりました。

バーテンダーの方は感じが良くて、オーダーを取りながら「お一人ですか?よくいらっしゃるんですか?」と自然に話しかけてくれました。ここまでは完璧。

しばらくすると隣に別の一人客の男性が座りました。バーテンダーがその男性と私の間で「こちらの方もよく来てくださるんですよ〜」「今日は仕事帰りですか?」と、明らかに私たちを繋ごうとしてくれています。優しい。プロだ。

しかし、私のコミュ障がここで真価を発揮します。

バーテンダーが絶妙なパスを出してくれるたびに、私の返答が一言で終わる。「そうなんですね」「はい」「へえ」。会話を広げようとするたびに脳がフリーズして、口から出るのは相槌だけ。隣の男性も明らかに困惑しはじめ、バーテンダーも「こいつダメだな」と悟ったのか、途中からそっとしておいてくれるようになりました。

プロの気遣いを無駄にしました。申し訳なかった。

第3戦:立ち飲み居酒屋

もうこりごりら、そんな風に落ち込んでも数日後には次はちょっと違う景色が見えるかもしれない、と思えてくるから人間って不思議です。「立ち飲みは庶民的だからコミュ障にもなんとかなるはず」という謎の理論を展開し、駅近の立ち飲み居酒屋に突撃しました。

まず入店してすぐ、洗礼を受けます。

立ち飲み居酒屋、注文の仕方がよくわからない。券売機があるのか、口頭で頼むのか、先払いなのか後払いなのか。店内は狭くて人が密集していて、店員さんも忙しそうに動き回っている。私は入り口でしばらくフリーズしました。

後払いだとわかって適当な場所に立ったものの、今度は「どこに立てばいいのか」問題が発生します。人と人の間に入るのに「すみません、ここいいですか」と言うだけなのに、それすら一瞬躊躇してしまう。気まずい。コミュ障には「ちょっと詰めてもらう」ですら高難度なんですね。

なんとかビールを頼んで立ち位置を確保したものの、もうこの時点でかなりのエネルギーを消費していました。周りの人たちは自然に隣の人と話しているのに、私だけ壁に向かってビールを飲んでいる。狭い空間なので周りの人との距離が近い。近いのに喋らない。気まずい。

ビールを飲み干すのにかかった時間は約3分ほど。「もう一杯飲もう」という気力はすでになく、そのまま退散。滞在時間10分、ビールを飲んでいる時間よりも店先でうろたえていた時間のほうが長い。そんな奇妙な夜でした。

【考察】一人居酒屋で友達を作れる人間は何者なのか

3敗を経て、私はひとつの問いと向き合うことになりました。一人居酒屋で友達を作れる人間とは、一体どんな存在なのか。

冷静に考えた結果、以下の特徴が思いつきました。

沈黙を恐れない人

私が一番苦手なのが沈黙です。会話が途切れた瞬間に「やばい」となって余計なことを言うか、黙り込むかのどちらかになる。友達を作れる人は、沈黙をごく自然なものとして受け入れているはずです。隣でお酒を飲んでいる、それだけで十分、みたいな感覚。

目的が友達を作ることではない人

逆説的ですが、「友達を作ろう」と意識しすぎると失敗する気がします。ただお酒を楽しみに来た人が、たまたま隣の人と話しが合って仲良くなる。目的が「一人飲み」であって、友達は結果としてついてくるもの。最初から友達を作ろうとしている私は、そもそも根本的なアプローチが間違っていたかもしれません。

断られても傷つかない人

話しかけて無視されても、反応が薄くても、ダメージを受けない鋼のメンタルの持ち主。私は店主に「いらっしゃい」と言われただけで若干緊張するので、論外ですね。

まとめると、一人居酒屋で友達を作れる人は「そもそもコミュ障ではない人」という結論になります。3敗して気づきました。

おわりに

3戦3敗、注文とお会計以外でほぼ声を発することなく全試合を終えました。

ただ、お酒と料理は普通においしかったですね、うん。一人居酒屋、友達は作れなかったけど、飲食としての体験は普通に良かった。居心地の良い孤独、という境地がそこにはありました。

まとめ:一人居酒屋は友達を作る場所ではなく、孤独を美味しく消費する場所

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