「年間150冊読みました」とか言ってる人、いるじゃないですか。物理的にそんなこと可能なんですか?

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
誰でも手軽に趣味を名乗れる読書。ちょっと博識な印象を持たれる読書。そんな読書でも習慣づけてみようかと思ったんですが、いかんせん本を読むのが遅い。そして1冊読み終わる前に飽きる。気づいたら枕になっている。
そこで、積読脱出の手がかり「速読」について調べてみました。いろいろ試した結果、「速読って結局テクニックより姿勢の問題じゃん」という身も蓋もない結論に至りましたが、それはそれとして役立つコツをまとめます。
そもそも速読って何?

速読とは、文字通り「速く読む」技術のことですが、大事なのは「速く読みながらも内容を理解できている」こと。ただ目を速く動かすだけでは全く意味がありません。
よく誤解されがちな点を整理するとこんな感じです。
| よくある誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| 1ページ1秒で読める | 内容による。難しい本はそうはいかない |
| 訓練すれば誰でもできる | 基本的なコツは誰でも使える |
| 全部の内容を完全に理解できる | 重要な部分を拾うのが速読の本質 |
| 特殊な目のトレーニングが必要 | 読み方の習慣を変えるだけでも十分速くなる |
余談ですが、速読の本を読むのに3時間かかりました。速読を学ぶのに時間がかかるやつです。
コツ①目次を先に読む
本を開いたらいきなり第1章から読まない。まず目次をじっくり眺めて、この本が何を言おうとしているのかを把握します。
全体像が頭に入っていると、本文を読んだときに「あ、ここはさっき目次で見たやつだ」と処理が速くなります。知らない道より知っている道のほうが速く走れるのと同じ理屈です。
コツ②読む前に「何を知りたいか」を決める

「なんとなく読む」が一番遅い読み方です。読む前に「この本からこれを知りたい」という目的を一つだけ決めておく。
目的が決まると、関係のない部分をスキップできるようになります。全部読もうとするから時間がかかる。
コツ③全部読もうとしない
これはかなり大事です。
本の内容のうち、本当に重要な部分は全体の20〜30%程度と言われています。残りは補足・例・繰り返しです。勇気を持って飛ばしていいんです。
| 読み方 | 向いている箇所 |
|---|---|
| じっくり読む | 重要な定義・結論・自分が知りたい部分 |
| 流し読みする | 例・エピソード・すでに知っていること |
| 完全スキップ | 興味のない章・関係のないトピック |
「せっかく買ったんだから全部読まないと」という貧乏性が読書を遅くしているんですね。
コツ④頭の中で音読しない
本を読むとき、頭の中で声に出して読んでいませんか。「もく、じ、を、さ、き、に……」みたいなやつ。これを「内語」といって、速読の最大の敵です。
内語があると、しゃべる速度以上には速く読めません。意識して「目で見て、意味だけ受け取る」感覚を練習すると読むスピードが上がります。
最初は慣れないですが、慣れると文字を「画像」として認識できるようになってくる。らしいです。私はまだ途中です。
コツ⑤指やペンでなぞりながら読む

視線の動きをコントロールするために、指やペンで文字を追いながら読む方法です。意外と効果があります。
目は自然に「あっちが気になる」「戻って確認したい」という動きをしがちですが、指でなぞることで視線が迷子になりにくくなるんですね。
コツ⑥1ページにかける時間を決める
タイマーを使って、1ページ何秒という制限を設けながら読む練習方法です。
最初は「20秒で1ページ」など、少しきついくらいのペースに設定する。制限があると人間不思議と読めるようになります。脳が「なんとかしろ」と適応してくれるらしいです。
| ステップ | ページあたりの目標時間 |
|---|---|
| 入門 | 30〜40秒 |
| 慣れてきたら | 20〜25秒 |
| 上級 | 10〜15秒 |
毎日少しずつペースを上げていくのがコツです。いきなり10秒を目指すと意味不明な状態で終わります。
コツ⑦キーワードだけ拾い読みする
文章全体を読もうとせず、重要なキーワードだけを目で拾っていく読み方です。新聞の見出しを流し読みするイメージに近いです。
文章のなかで太字・数字・固有名詞は特に重要なことが多いので、まずそこだけ拾って全体の流れをつかむのがおすすめ。そのあと気になった部分だけ戻って精読する、という二段構えが効果的です。
コツ⑧背景知識をつけておく
知っていることについての文章は速く読めます。知らないことは遅いんです。当たり前といえば当たり前ですが、読む前にその分野の入門記事や動画でざっくり予習しておくと、本の読了速度が体感1.5倍くらいになります。
ビジネス書なら著者のYouTubeを先に見る、小説なら作家の他の作品を読んでおく、みたいな感じですかね。
急がば回れ。遠回りに見えて一番の近道。でも面倒くさいのでハードルは高いです。てか先に情報知ったらもはや本読まないだろっていうね。
コツ⑨読む環境を整える

スマホが使える状態だと集中できません。
通知が来るたびに視線が切れて、再度集中するまでに数十秒ロスします。1時間読んで集中できているのが実質20分、みたいなことが普通に起きちゃいます。
- スマホを別の部屋に置く(もしくは機内モード)
- 静かな場所を選ぶ
- 読む時間をあらかじめ決めておく(「30分だけ読む」など)
スマホがもはや体の一部になっている私には一番難しいです。
コツ⑩とにかく量をこなす
最終的には量をこなすことが一番重要です。
速読は筋トレと同じで、続けるほど自然とできるようになります。最初はコツを意識しながら読む、慣れてきたら無意識にできるようになる。そのためには量が必要です。
月1冊→月2冊→月4冊と、少しずつ増やしていけば自然とペースが上がります。読んだ本の記録をつけておくと「実績が増えていく感覚」が出てモチベーションになります。
まとめ
10のコツをざっくり振り返ると
| コツ | 一言まとめ |
|---|---|
| ①目次を先に読む | 地図を持ってから歩く |
| ②目的を決めてから読む | なんとなく読まない |
| ③全部読もうとしない | 重要な2〜3割を拾えばOK |
| ④頭の中で音読しない | 目で見て意味を受け取る |
| ⑤指でなぞりながら読む | 視線が迷子にならない |
| ⑥時間制限を設ける | タイマーで追い込む |
| ⑦キーワードだけ拾う | 太字・数字・固有名詞から |
| ⑧背景知識をつける | 予習が一番効く |
| ⑨環境を整える | スマホを遠ざける |
| ⑩量をこなす | 結局これ |
全部いっぺんにやろうとしなくていいです。気になったものから一つだけ試してみる、それくらいでいいと思います。
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