宅建の実務講習を受けてきた!修了試験の難易度は?ノー勉でいけるくらい簡単なのか!?

宅地建物取引士

宅地建物取引士試験は試験に合格するだけでは宅建士を名乗ることはできず、2年以上の実務経験がなければ宅建士として登録をすることはできません。

実務経験がない場合、宅建登録実務講習を受講し、修了試験に合格し修了証を手に入れることで実務経験に代えることができます。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!

私は数年前宅建の試験には合格していたのですが、実務で使うわけではなかったので登録はしていませんでした(実務講習も登録もお金が結構かかるため)。

しかし、最近勤めている会社の事業の雲行きが怪しく、クビになるかもしれないので就活がスムーズに行くように登録だけでも済ましておこうと思った所存です。(笑)

実務講習を完了するまでは結構大変

登録実務講習の受講完了までは以下の流れです。

講習の申し込み
→通信講座の受講(1ヵ月)
→実務講習受講=スクーリング(2日間)
→2日目の最後に修了試験
→合格していれば、後日に修了証が交付

実務講習を受ける機関の選定

宅建の登録実務講習は国土交通大臣の登録を受けた機関が実施するものでなければなりません。

(ちなみにこちらの国土交通省のページより確認が可能です。)

自宅学習として1ヵ月の通信講座を受講する必要があるため、大体は講習日の1ヵ月前に申込みが締切となるようです。

私は総合資格で受講したのですが、いくつか調べて比較検討したので参考に置いておきます。

総合資格

・受講料20,500円(税込)→早期割引あり
・全国に会場あり
・受講完了から修了証の発送まで2週間ほどかかる
公式HPはこちらから

LEC東京リーガルマインド

・受講料22,000円(税込)
・無料で再受講可能
・札幌~那覇まで全国の拠点数が多い
・修了証を即日で発行してくれるクラスがある
・スクーリングを1日で終了できるクラスがある
公式HPはこちらから

日建学院

・受講料24,000円(税込)→インターネット割引22,000円(税込)
・全国47都道府県に会場あり
・受講完了から修了証の発送まで2~3週間ほどかかる
公式HPはこちらから

TAC

・受講料22,000円(税込)
・申し込みが郵送or受付窓口のみ
公式HPはこちらから

申し込み

私はぎりぎりまでやらない癖があるため、受講日のちょうど1ヵ月前、締切日に滑り込みで申込みをインターネットで済ませました。申込み時、証明写真と宅建試験合格証の写しをアップロードする必要がありました。

申込みを行ったのが15時、受付完了のメールが届いたのがその日の17時。迅速に受付が完了し安堵しました。

教材の受領

申込み2~3日経つと、郵送で教材が送られてきました。

・受講案内(A4 1枚)
・メインテキスト(約400ページ)
・資料集(約160ページ)
・通信講座用演習問題(選択問題50問)
・演習ワークブック(スクーリング当日用)

とそこそこボリューミーな内容です。

映像学習用としてDVDも送る講習機関もあるようですが、総合資格学院は専用URLからダウンロード可能で、スマートフォンで視聴することができました。

通信講座(自宅学習)

届いた教材をもとに1ヵ月間の自宅学習が必要です。

インターネットにアップロードされている映像講座と、メインテキストを併用して学習を進め、知識の定着を図るために演習問題を解きます。

まるまる1ヵ月の時間がかかる内容かというと、完全に受講者の意識レベルによりました。修了証の取得という観点でいうと、要領のいい人であれば1日くらいで完了できると思います。

私は割とまじめにテキストを全部読んだのですが、ぶっちゃけると読まなくても問題ありませんでしたね。演習問題も全部解いて復習までしましたが、修了試験の対策はスクーリング当日の講習で事足りますので、正直解かなくても平気です。

但し、何を学ぶ講習なのか程度は把握しておくために、映像講座は片手間でも視聴しておいたほうがいいかなって感じでした。でもこれも(自重)

スクーリング1日目

9:30から開始、10分前までに着席で、遅刻は厳禁です。
スケジュール説明や講師の紹介等のあと、1コマ60分の授業が7コマありました。
1コマごとに10分の休憩があり、午前の3コマが終了すると1時間の昼休憩を挟んで残り4コマを受講します。

1コマごとにテーマが設定されており、講師による説明が30~40分ほど行われたのち、ワークブックを使用して穴埋め式の問題を自分で解き、その答え合わせをする、という流れの繰り返しで進んでいきます。

自分で問題を解く時間があるのでそこまで退屈には感じませんでした。

疑問点があれば都度講師に質問するのですが、隣に座っていた大学生風の男性がしきりに「何が修了試験に出るか」「修了試験は難しいのか」を聞いていたのが微笑ましかったです。

私は好奇心から講師の方に色々と質問していたのですが、大半の人は気怠そうに講習を受けていました。

スクーリング2日目

2日目も1日目同様1コマ60分の授業が5コマ続きました。

昼休憩後、隣の大学生風の男性の髪の毛が短くなっており、この60分の間に床屋に行って時間を有効に活用してきたんだね、とほっこりした気持ちになりました。

そして最後のコマに入る前あたりで、「修了試験のポイント」としてテキストのページと修了試験に出題される重要ポイントをまとめて教えてもらえます。ここにすべてが詰まっているといっても過言ではありません。親切にもマーカーで該当箇所へ線を引き、ページ上部へ付箋を貼るように指示してくれました。ありがたいですね。

修了試験

修了試験は1時間です。正誤式の問題および記述式の問題が出題され、それぞれで80%以上正答しなければいけません。

テキストは持ち込み可能です。先程貼った付箋を頼りに、出題された問題の該当部分を探し、慎重に確認しながら記入して一度答えた問題の該当ページの付箋を外していきました。

テキストに書いてあることが理解できれば基本的に正答することができます。

しかし、問題数が多くはないので、ケアレスミスしてしまうと1問当たりの点数ウェイトが大きく、80%を切ってしまう可能性もなくはありません。記述式に関しては漢字の間違いも×になってしまいます。

時間が足りなくなるような問題でもないので、焦らずに1問1問確実に解答していきました。

そして40分ほどで問題を解き切り、見直しをしながら終了時刻を迎え、スクーリングは終了となりました。

修了証の送付

約2週間後、無事に修了証が送られてきました。

正答率も記載されています。満点でした。ホッ。

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