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まるで本当に起きた出来事を記録したかのような恐怖──それがモキュメンタリーホラーの醍醐味です。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
今回は、フェイクドキュメンタリーという手法でリアルな恐怖を演出した名作・傑作を10本厳選しました。海外の古典から韓国ホラー、さらにあの日本のインディーズ作品まで、幅広いラインナップでお届けします。カメラを通して迫る恐怖は、普通のホラーとはまた違う怖さがあります。ぜひ最後まで読んでみてください。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト

公開年:1999年
監督:エドゥアルド・サンチェス、ダニエル・マイリック
主演:ヘザー・ドナヒュー
製作国:アメリカ
モキュメンタリーホラーの”元祖“とも言える伝説的作品です。映画学校の学生3人が、魔女の伝説が残るメリーランド州ブラックヒルズの森へドキュメンタリー撮影に出かけます。ところが森の中で迷い込み、夜ごと不気味な出来事に見舞われていきます。
制作費わずか6万ドルという超低予算で作られたにもかかわらず、全世界興行収入2億4千万ドルを超える大ヒットを記録した作品です。公開前からウェブサイトで「本当に行方不明になった学生の映像」として宣伝され、ネット草創期のバイラルマーケティングも相まって世界中に衝撃を与えました。「映像に映っていないものへの恐怖」という演出が秀逸で、手持ちカメラのブレや荒い映像がリアリティをさらに増幅させています。
REC/レック

公開年:2007年
監督:ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ
主演:マヌエラ・ベラスコ
製作国:スペイン
スペイン発のモキュメンタリーホラーの金字塔です。深夜の消防署に密着取材中のテレビレポーター・アンヘラとカメラマンが、消防士たちとともにアパートの通報現場へ向かいます。そこで出会う老女の異変、そして次第に封鎖されていくアパートの内部。カメラを持ちながら逃げ場を失っていく恐怖が、全編を通じて容赦なく続きます。
「何があっても撮り続ける」というコンセプトが徹底されており、主観カメラの臨場感は抜群です。ラスト数分の展開は特に圧倒的で、初見では息が止まるほどの衝撃を受けるはずです。スペイン本国では公開当時100万人を動員し、ハリウッドでもリメイクされるほどの完成度を誇る一作です。
パラノーマル・アクティビティ

公開年:2007年
監督:オーレン・ペリ
主演:ケイティー・フェザーストン
製作国:アメリカ
わずか1万5000ドルで制作された、固定カメラが生み出す究極の「じわじわ系」ホラーです。同棲中のカップル、ケイティーとミカは毎晩続く怪奇音に悩まされ、真相を解明しようとビデオカメラを設置します。何気ない生活の映像の中に、少しずつ”異変”が映り込んでいきます。
監視カメラ映像というシンプルな手法でありながら、見えない何かへの想像力を徹底的に刺激する演出が秀逸です。ほんのわずかな布団のズレや扉の動きが、じわじわと観客の不安を積み上げていきます。全米で公開後、5週連続ナンバーワンを記録した大ヒット作で、続編も多数制作されている人気シリーズの第1作です。
クローバーフィールド/HAKAISHA

公開年:2008年
監督:マット・リーヴス
主演:マイケル・スタール=デヴィッド
製作国:アメリカ
J・J・エイブラムスがプロデュースした、怪獣映画とモキュメンタリーホラーの融合作品です。ニューヨークのマンハッタンで開かれていた送別パーティ。突然轟音が響き渡り、自由の女神の頭部が街に落下してきます。友人のカメラが偶然その瞬間を捉え、逃げ惑う市民たちの生々しい姿が映し出されます。
怪獣映画でありながら、怪獣と軍隊の戦いではなく、逃げる市民目線で描かれているのが最大の特徴です。手持ちカメラの揺れと断片的な情報が、パニックのリアリティを高めています。「あの日何が起きたのか」という謎解き的な魅力もあり、ホラーとSFどちらも好きな方に特におすすめの作品です。
コンジアム

公開年:2018年
監督:チョン・ボムシク
主演:ウィ・ハジュン
製作国:韓国
CNNが選ぶ「世界七大禁断の地」にも名を連ねた実在の廃病院を舞台にした、韓国ホラーの傑作です。YouTubeで恐怖動画を配信する人気チャンネル「ホラータイムズ」が、コンジアム精神病院跡への潜入ライブ配信を企画します。全7人のメンバーが夜の廃墟に踏み込んでいくと、次々と怪奇現象が起き始めます。
ライブ配信という現代的な設定がリアリティをさらに高めており、視聴者目線でのコメント演出も巧みです。韓国公開時には同日公開の大作を抑えて週間興行1位を獲得し、韓国ホラー映画歴代2位の興行成績を記録しました。序盤のゆったりした雰囲気から一変する後半の展開は必見です。
V/H/Sシンドローム

公開年:2012年
監督:アダム・ウィンガード、タイ・ウエスト他
主演:カルヴィン・リーボ他
製作国:アメリカ
複数の新進気鋭監督が参加したオムニバス形式のモキュメンタリーホラーです。VHSテープを盗む依頼を受けた不良グループが、廃墟のような家に忍び込みます。そこで発見した大量のVHSテープを次々と再生するうち、それぞれのテープが映す恐怖の断片が次々と明らかになっていきます。
「ファウンド・フッテージ」形式の短編が連なるアンソロジー作品で、恐怖の種類が各話で異なる点が魅力です。2012年サンダンス映画祭で話題を集め、独立系ホラーの秀作として評価が高い一作です。テンポよく楽しめる構成になっているので、初めてモキュメンタリーホラーを見る方にもおすすめです。
アンフレンデッド

公開年:2014年
監督:レバン・ガブリアーゼ
主演:シェリー・ヘニング
製作国:アメリカ
全編がパソコンの画面の中だけで展開するという、現代ならではの超斬新なモキュメンタリーホラーです。高校生グループがビデオ通話で繋がる中、1年前に自殺した同級生のアカウントから謎の招待が届きます。最初は誰かのイタズラかと思っていたグループですが、次第に身に覚えのある秘密を暴かれ始めます。
スカイプの画面、SNS、YouTube、音楽プレーヤーなど、リアルな日常のデジタルツールが恐怖の舞台になるという発想が秀逸です。「スクリーン・ライフ」ホラーというジャンルを生み出した先駆的作品で、ネット文化が身近な方ほどリアルな恐怖を感じられます。
ラスト・エクソシズム

公開年:2010年
監督:ダニエル・スタム
主演:パトリック・ファビアン
製作国:アメリカ
「悪魔祓いは偽物だ」と信じる牧師が主人公のモキュメンタリーホラーです。インチキな儀式を長年続けてきた牧師のコットンは、最後の告白ドキュメンタリーを撮影しようとルイジアナ州の農村を訪れます。依頼人の農場の娘に悪魔祓いを施しますが、次第に何かが本当に起きているのではないかという恐怖が忍び寄ってきます。
「信者すら懐疑的な悪魔祓い師」というキャラクター設定が独特で、ドキュメンタリーを撮影しながら自分の信念が揺らいでいく主人公の心理描写が見事です。プロデューサーに『ホステル』のイーライ・ロスを迎えた作品で、緊張感の積み上げ方が巧みな一本です。
ヴィジット

公開年:2015年
監督:M・ナイト・シャマラン
主演:オリヴィア・デジョンジュ
製作国:アメリカ
『シックス・センス』で知られるM・ナイト・シャマランがモキュメンタリー手法に挑戦した作品です。映像作家志望の15歳の姉と、ラッパー好きの13歳の弟が、初めて会う祖父母の農場を訪れます。最初は温かく迎えてくれる祖父母でしたが、夜になると奇妙な行動を見せ始め、姉弟に少しずつ違和感が生まれていきます。
子どもたちの視点で「祖父母の異変」を記録していく構成が独特の不気味さを生み出しています。シャマラン監督らしいどんでん返しもしっかり用意されており、ホラーとして怖いだけでなく後半にかけての展開がエンターテインメントとして非常に楽しめます。制作費500万ドルで全世界9800万ドルを稼ぎ出した商業的成功作でもあります。
カメラを止めるな!

公開年:2017年
監督:上田慎一郎
主演:濱津隆之
製作国:日本
制作費300万円のインディーズ映画が、口コミで広がり最終的に31億円を超える興行収入を記録した、日本映画界の奇跡の一作です。廃墟でゾンビ映画を撮影していたクルーに本物のゾンビが現れる──。前半はそんな設定で一気に見せていきますが、後半でその全貌が明かされると、思わず笑いとともに感動が押し寄せます。
「ホラー×コメディ×映画愛」という三位一体の構造が絶妙で、モキュメンタリーの形式を逆手に取った演出の巧みさに唸らされます。ホラー映画が苦手な方でも楽しめる作品で、映画が好きな方であればあるほど深く刺さる傑作です。世界各地の映画祭でも高評価を受けました。
まとめ
モキュメンタリーホラーは、「本物かもしれない」という錯覚を呼び起こす手法によって、普通のホラー映画とはひと味違う深い恐怖を生み出します。
今回ご紹介した10作品は、ファウンド・フッテージの古典から、SNS時代のスクリーン・ライフ形式、環境ホラー、そして日本産の傑作まで、モキュメンタリーの多様な可能性を体感できる作品ばかりです。ゾンビ、怪物、心霊、人間の恐怖など、それぞれが全く異なる切り口で「本物感」を演出しているのも魅力です。ぜひチェックしてみてください。
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