二日酔いで歩くロンドンの住宅地バーナムと夜のソーホー【イギリス一人旅⑦】

1人旅(海外)

二日酔いで目覚めるロンドンの朝。胸やけと胃もたれと頭痛。若干の気持ち悪さと気だるさ。吐くほどではないものの、私の心は「動きたくない」の感情に支配されました。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!

明け方、体調不良で目が覚め、昨日のハーンベイで過ごした時間を思い出し、二日酔いでありながらも「最高だったなぁ…」なんてしみじみと写真を見返したりしていました。

今日は特に時間に制約のある予定はないため、朝は目一杯休むことにします。こういう吐くほどじゃない二日酔いの日って、無性にラーメンが食いたくなるんですよね。で、ロンドンのラーメン屋をgoogle mapで探したりしました。

ラーメンを提供しているレストランはあるものの、1杯2,500円とかで驚愕。まぁ物価高のロンドンでは外食すれば普通にそれくらいはするんですが、ラーメン1杯に3,000円近くはなかなか手が伸びない。日本が恋しい。

朝ごはん

ラーメンに恋い焦がれつつ食べる今日の朝ごはんは昨日の残り物のフィッシュアンドチップスサンドイッチ。どっちもそんなに美味しくはない。

12時過ぎにようやく活動開始です。そして部屋を出て数秒後、カードキーを部屋に忘れたことに気づきました。

あーやっちまった。日本のホテルでもそんなヘマしたことないのに、二日酔いは人の思考力を低下させます。

フロントに行って拙い英語で部屋にカードキーを忘れたことを伝えると、新たなカードキーをくれました。急いで部屋にカードキーを取りに戻り、フロントに先ほど貰ったカードキーを返そうとすると「No.(大丈夫です)」とのこと。

え、、、?でも俺今2枚カードキー持ってるけど…と戸惑いの表情で2枚のカードを見せると、「give it you!(差し上げます)」と返されました。いやいらねーって思いましたが、なぜかカードの返却を受け入れてもらえなかったのでもらう事に。

時刻は既に12:30。ようやく出発。いまにも雨が降り出しそう

バーナムへ

そして電車にのりバーナムという街へ。バーナムは大好きなドラマの撮影地です。おそらく観光で行く人は皆無でしょう。お目当ての公園も人が全然いなくて良きでした。

バーナムはとにかくのどかで閑静な住宅街って感じです。東京でいう白金高輪みたいな感じかなぁ。街並みはもちろんおしゃれ。

公園に併設された図書館なんかにも寄ってみました。すごく小さい地方の公民館的な規模でした。日本のスーパー銭湯の方が本は充実してます。トイレがしたかったのですがトイレは見当たりませんでした。

公園内には卓球台?があったり、トレーニング器具があったりして、地元住民の憩いの場って感じです。楽しそうだなぁ。

ソーホーへ移動

しばらくバーナムを練り歩いて堪能したのち、日が暮れてきたのでソーホーへと移動します。こちらも大好きな映画のテーマとなっている場所です。

ソーホーは東京の新宿、名古屋でいう栄に当たる街です。めちゃくちゃ都会。ここに来ればなんでも揃うよね、って街。

街並みも、あ~海外に来たよね!って感じでテンションがあがります。歩いてる人もなんだかみんなおしゃれに見えます。

無印良品もあります

ソーホーの街を歩きながら散歩。なんだかすごく贅沢な休日って感じです。小さめの雑貨店に立ち寄ってみたり、なんでもないお土産店を写真で撮影したり。とにかくなにもかもが新鮮です。

すごいキラキラした空間がありました。なんの施設だったのかは謎。

本屋にも寄ってみました。お土産にいいものないかな~とうろうろしてみたんですが、軒並み高かったです。円安の今、到底日本円じゃ太刀打ちできない…

漫画コーナーには日本の作品が充実していて、思わず立ち読み。SPY×FAMILYの英語版が売られてました。

ソーホーの裏路地的なとこにも入ってみる。そうそうこれぇ!!このちょっと場末的な雰囲気、ソーホーって感じ!(笑)

ソーホーには中華街があります。中華系やラーメンのお店なんかが多く出店していて、ラーメン食いたくなったらここに来れば間違いなさそうです。

海外観光客もたくさんいて、アジア系の人も多いのでホームシックになったらここに来るといいかも

日が暮れるとソーホーの街並みはますますおしゃれになります。ソーホーは人がめちゃくちゃ多くて、若者であふれかえっていました。昼間寄ったバーナムとの格差がすごかった笑

この頃には地下鉄の移動も結構スムーズにできるようになっていて、「そろそろ歩き疲れたな…」とその辺の駅から乗車してホテル最寄り駅へ戻れるくらいには成長しました。

明日はフランスへと移動するので、今日はなるべく早く寝たいということで、早めにホテルへと帰ります。ホテル最寄りのスーパーで夕飯の調達。

おそらくイギリス滞在中に最も通ったスーパー「ASDA」

イギリスのホテルベッドメイキングのチップ文化って

そういえばこの日までチップは全然置いてきませんでした。

イギリスではホテルの清掃へのチップは基本不要だそうで、部屋を結構汚してしまったときなどにチップを置いておくものなんだそう。

今朝は結構ゴミを出してしまったのでチップを2ポンド(約400円)枕元に置いておいたのですが、ホテルへ戻るとそのまま残ってました。受け取らない方針なのかな?

ホテルで乾杯&夕飯

なにはともあれ一日の疲れを労うため、乾杯!

手前にあるのはスーパーで買ったナゲット的な形状のやつなんですが、あんまりおいしくなかったです。すごくぼそぼそしてました。大豆ミートかと思いましたが、玉ねぎが主材料のイギリスの定番料理らしい。

スーパーではカップライス(カップラーメンんのライス版)が売ってたので、買って食べてみることに。カツカレー味ってことだったんですが、味は…うーん、まぁまぁ。少なくともカツの味はしない笑

そういえばこのカップライスを買った時、蓋の粘着が弱いみたいで、側面を持ったら見事に開いてしまい、カゴに入れたらぶちまけてしまいました。正直返品したかったですが、レジで揉めるのも嫌なので買いました。結果的にちょうどよく量が少なくなったので結果オーライです。

イギリスの品物って全体的に梱包というかパッケージが雑だし弱いので、簡単に開いてしまうのが多いんですよね。スーパーとかで商品を手に取る時やカゴに入れるときとかは要注意ですよ!

スーパーではライスボウルみたいのも売ってたので夕飯に買いました。サーモンが乗っているのですが、これは普通に美味しい。

テレビを見ながらだらだら

イギリスのテレビ、やたらチャンネルが多いんですよー。もちろん内容は全くわからないですが、さすがそこは異国の地。チャンネルを適当に回すだけでも楽しいです。

手洗いで洗濯をする

出発前、イギリス旅行滞在期間中の洋服事情はそこまで深く考えずとりあえず適当に服を詰めて持ってきたのですが、ちょうど1日分服が足りなさそうなことに気づいたのです。

着た服の使いまわしも結構していて、でもイギリスの冬って雨の日が多いんですよ。それで濡れた服をまぁまぁ着まわしていたので正直下着はちょっと洗いたいなぁ…という気分になりました。

ホテルのコインランドリー的なものを当てにしていたんですが、あるのかないのかよくわからないしフロントに聞きに行くのも面倒くさいのでとりあえず手洗いでしのぐことにしました(笑)。

といってもトップスとかは乾かないなと思ったので、下着(シャツ、パンツ、靴下)を石鹸で手洗いして力の限り振り絞って部屋のハンガーにつるしておきました。

翌日のフランス旅行のためにモバイルバッテリー4つをフル充電

明日はフランスに一泊する予定なのですが、実はこの予定を決めたのもイギリスに出発する前日でした。

なのでフランスに行くってことをあまり深く考えてなかったのですが、私は大事なことを忘れていたのです。

そう、それは充電事情…

なんとなくヨーロッパって全部コンセントの規格も一緒かなって思ってたんですが、そんなことなかったんですよね。なんとイギリスとフランスではコンセントのタイプが違うので、フランスでコンセントを使うにはイギリスのコンセント変換プラグとは別のタイプが必要なのです。

しかし、出発直前にフランス滞在を決めた私はもちろんフランス用の変換プラグを購入する暇などありませんでした。代わりにモバイルバッテリーを4つ持ってきていたので、それでフランスの1泊2日はしのぐことに決めました。

まぁ2日ならモバイルバッテリー4つあればいけるでしょ…ということで充電開始。そしてなんだかんだと時間は深夜。明日のフランス出発に備えて早く寝なければ!

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