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昨今有象無象のBLドラマが放送されてます。いい時代になりましたねぇ。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!
連ドラを見れば1クールに1〜2タイトルはBLものが混じっており、単なる恋愛ものではなく人間ドラマも楽しめる見応えのあるドラマも多いです。
でもね、このBL大流行の流れっておっさんずラブ、きのう何食べた?、チェリまほという3タイトルの功績がかなりでかいと思うんですよね。特に皮切りとなったのは2018年のおっさんずラブ。あれが放送されるまで連ドラでこんな普通にBLが見られる日が来るなんて思ってもなかったわけですよ。
てなわけで、そんな日本のBLドラマ史を見守ってきた私が、おすすめドラマ・映画を紹介しちゃいます!
- 日本のBLドラマの歴史を年表でざっくり振り返る
- おっさんずラブ(2018年・ドラマ)
- きのう何食べた?(2019年・ドラマ)
- his(2020年・映画)
- リスタートはただいまのあとで(2020年・映画)
- Life 線上の僕ら(2020年・ドラマ)
- 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2020年・ドラマ)
- 窮鼠はチーズの夢を見る(2020年・映画)
- 消えた初恋(2021年・ドラマ)
- ワンルームエンジェル(2022年・ドラマ)
- 美しい彼(2022年・ドラマ)
- オールドファッションカップケーキ(2022年・ドラマ)
- エゴイスト(2023年・映画)
- カラオケ行こ!(2024年・映画)
- 40までにしたい10のこと(2025年・ドラマ)
- ぼくたちん家(2025年・ドラマ)
日本のBLドラマの歴史を年表でざっくり振り返る
本題の前に、BLドラマがどう増えてきたかをざっと整理。実は2018年より少し前から、じわじわ助走をつけていたのがよくわかります。
| 年 | おもなトピック |
|---|---|
| 2016年 | 腐女子、うっかりゲイに告る。がNHKで放送。BL前夜 |
| 2017年 | Huluでダブルミントが配信。地上波より先に動いた配信BL |
| 2018年 | おっさんずラブ・弟の夫がダブルで話題。BL元年に |
| 2019年 | 昨日何食べた?のゲイカップル日常ドラマが刺さる |
| 2020年 | チェリまほ・窮鼠・hisと、映画もドラマも多様化が進む |
| 2021年 | 消えた初恋・配信限定ポルノグラファーと広がり続ける |
| 2022年 | 美しい彼・ワンルームエンジェルとビジュアル系BL全盛期 |
| 2023年 | エゴイスト・怪物で映画派・文芸派にも認知が広がる |
| 2024年 | カラオケ行こ!で新世代のBL映画が誕生 |
おっさんずラブ(2018年・ドラマ)

すべての始まり。この作品がなければ今のBLドラマ界はなかったと思っています。田中圭演じる春田創一が上司と後輩から同時に告白されるという謎の状況に置かれるんですが、コメディとして本当によくできていて、BLに馴染みがない人でも普通に笑えるドラマになっています。BL初心者に最初の1本として最もおすすめしやすい。
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 田中圭、吉田鋼太郎、林遣都 |
| 放送 | テレビ朝日 |
| 原作 | オリジナル |

きのう何食べた?(2019年・ドラマ)

ゲイカップルの日常を描いた、どこか「普通の夫婦ドラマ」感がある作品。西島秀俊と内野聖陽という演技派2人が演じることで、嘘くささが全然ない。毎話出てくる料理が美味しそうすぎて、気づいたらスーパーに向かっているという副作用があります。原作マンガも長期連載中なのでドラマを見た後はそっちもぜひ。
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 西島秀俊、内野聖陽 |
| 放送 | テレビ東京 |
| 原作 | よしながふみ(コミック) |

his(2020年・映画)

元恋人同士だった2人の男性の再会を描いた、静かなゲイ映画。宮沢氷魚と藤原季節が主演で、大きな事件は起きないけれど、人と人の間にある温度と距離感が丁寧に描かれています。「空気を感じる」映画が好きな人に特に刺さります。 派手なドラマ展開が好きな人には少し地味かもしれないのが正直なところ。
| 公開年 | 2020年 |
|---|---|
| ジャンル | 映画 |
| 出演 | 宮沢氷魚、藤原季節 |
| 配信 | 各種VODサービス |
| 原作 | オリジナル |

リスタートはただいまのあとで(2020年・映画)

田舎の空気がもたらす、静かな恋の物語。都会での仕事に疲れ自信を失った主人公が、10年ぶりに故郷へ戻るところから始まります。近所の農園で出会った、方言まじりのおっとりした青年に最初はウザさを感じながらも、大自然の中で過ごす時間の積み重ねが、少しずつ心の距離を縮めていきます。長野県の緑豊かなロケーションが美しく、「田舎BL」という珍しい舞台設定が新鮮。キスシーンや過激な描写よりも、ふたりが一緒にいる日常の温かさを丁寧に積み上げる作風で、BLが初めての方にも自然に入りやすい一作です。
| 公開年 | 2020年 |
|---|---|
| ジャンル | 映画 |
| 出演 | 古川雄輝、竜星涼 |
| 原作 | ココミによるBLコミック(同名) |
| 監督 | 井上竜太 |

Life 線上の僕ら(2020年・ドラマ)

ふたりの人生を、ずっと見届けていたくなる物語。下校中の「白線ゲーム」という些細な遊びで偶然出会った高校生ふたりが、そこから大学生、社会人へと成長する過程を一緒に追いかける作品です。BLによくある「出会いから告白まで」の短いスパンではなく、長い時間をかけてゆっくりと関係が変化していく構成が特徴的で、変わりゆく現実と変わらない感情のせめぎ合いが胸に響きます。白洲迅の繊細な芝居が作品全体の品を上げており、泣けるBLとして高く評価されています。じっくりと感情移入できる、読後感ならぬ「視聴後感」のよい一作です。
| 配信年 | 2020年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ(配信) |
| 出演 | 白洲迅、楽駆 |
| 配信 | Rakuten TV 他 |
| 原作 | 常倉三矢によるBLコミック(同名) |

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2020年・ドラマ)

通称チェリまほ。放送当時は深夜1時~の時間帯だったにもかかわらず、私が人生で初めて全話リアタイした個人的に思い入れの深いドラマです。触れた人の心の声が聞こえるというファンタジー設定が、片思い描写と恐ろしく相性がいいです。1話冒頭のシーンはエモーショナルそのもの。主人公安達と周囲の登場人物の人間ドラマも見もので、 BLドラマのひとつの完成形がここにあると思っています。
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 赤楚衛二、町田啓太 |
| 放送 | テレビ東京 |
| 原作 | 豊田悠(コミック) |

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年・映画)

大倉忠義と成田凌が主演の、かなりシリアスなBL映画。ヘテロの男性が少しずつ揺さぶられていく過程を丁寧に描いていて、テレビドラマとは明確に違う「映画としての質」を感じる一本。 笑いはほぼないのでそのつもりで見てください。
| 公開年 | 2020年 |
|---|---|
| ジャンル | 映画 |
| 出演 | 大倉忠義、成田凌 |
| 配信 | U-NEXT |
| 原作 | 水城せとな(コミック) |
消えた初恋(2021年・ドラマ)

道枝駿佑(なにわ男子)と目黒蓮(Snow Man)というジャニーズ2人がBLドラマに出るということで、当時かなり話題になった作品。「好きな子を誤解してBLカップル扱いされる」という設定で、もどかしさとほんのりした甘さが交互にやってくる、ライトな青春BLドラマ。 重さ皆無なので気軽に見られます。
2022年にsilentで大ブレイクした目黒蓮ですが、実はその前にBLドラマに出てたっていうのが個人的にびっくりでした。
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 道枝駿佑、目黒蓮 |
| 放送 | テレビ朝日 |
| 原作 | ひねこうじ・arma(コミック) |

ワンルームエンジェル(2022年・ドラマ)

突然自分のワンルームに天使が降臨して共同生活が始まるという、かなりファンタジー全開の設定。最初は「さすがに無理があるか…」と思って見始めたんですが、気づいたら普通に泣かされていた。 こういう設定でここまで感情を動かしてくる脚本力、正直すごいです。話数も少なくてサクッと見られます。
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 猪塚健太、廣野凌大 |
| 配信 | U-NEXT |
| 原作 | 鶴谷香央理(コミック) |
美しい彼(2022年・ドラマ)

地味で人見知りな主人公が、クラス最上位の超絶美形男子から一方的にロックオンされる話。凪良ゆうの原作小説があり、萩原利久と八木勇征のキャスティングが巷で絶賛されています。「美しい彼」というタイトルに偽りなし、というビジュアル。
余談ですが、原作の凪良ゆうの「恋愛前夜」というBL小説がまじで好きでこれも超おすすめ。泣けます。誰かドラマ化してください。
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 萩原利久、八木勇征 |
| 放送・配信 | MBS / Amazon Prime Video |
| 原作 | 凪良ゆう(小説) |

オールドファッションカップケーキ(2022年・ドラマ)

甘さの中に確かな苦みがある、大人のBL。もうすぐ40歳の、のほほんとした愛され上司・野末と、無愛想だけど一途な10歳年下の部下・外川によるオフィスラブです。ふたりが「女子ごっこ」と称しておしゃれなカフェを巡ったり甘いものを食べたりする姿がとにかく可愛らしく、BLドラマ特有のクサさが少なくサラッと観られます。外川が長年胸に秘めてきた想いが終盤に溢れ出すシーンは、感情のこもった演技と相まって多くの視聴者を泣かせました。年の差リーマンものが好きな方はもちろん、BL初挑戦の方にもすすめやすいスマートな一作です。
| 配信年 | 2022年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ(配信) |
| 出演 | 武田航平、木村達成 |
| 配信 | FOD・フジテレビ 他 |
| 原作 | 佐岸左岸「オールドファッションカップケーキ」 |

エゴイスト(2023年・映画)

遂に鈴木亮平がBL映画に出る日が来たか、と個人的に衝撃だった1作。宮沢氷魚とのW主演映画で、他の作品とは明確に雰囲気が異なります。コメディ要素も萌え要素もなく、ゲイとして生きることの現実と、誰かを愛することの重さを真正面から描いた作品。見終わった後、しばらく何も言えなくなります。 15本の中で一番「映画を見た」という感覚が強く残ると思います。
| 公開年 | 2023年 |
|---|---|
| ジャンル | 映画 |
| 出演 | 鈴木亮平、宮沢氷魚 |
| 配信 | Prime Video ほか |
| 原作 | 高山真(小説) |

カラオケ行こ!(2024年・映画)

和山やまの漫画が原作で、ヤクザの男(綾野剛)と中学生男子がカラオケに通うという話。BLとは明言されていないのに、見た人の大半がなぜかにやりとする、この謎の感覚を体験してほしいね。 笑えて、ほっこりして、でも最後に何とも言えない余韻が残る映画です。2024年らしい新世代の「BLとして読める映画」として注目の一作。
| 公開年 | 2024年 |
|---|---|
| ジャンル | 映画 |
| 出演 | 綾野剛、齋藤潤 |
| 監督 | 山下敦弘 |
| 原作 | 和山やま(コミック) |

40までにしたい10のこと(2025年・ドラマ)
アラフォーの「今さら」が、思わぬ恋に変わる。40歳目前、10年以上恋人なし、代わり映えのしない毎日に漠然とした焦りを感じていた上司が、ふとしたきっかけで書いた「やりたいことリスト」を、よりによって10歳年下のイケメン部下に見られてしまうところから話が動き出します。年齢差も立場の違いも超えて、ふたりでリストをひとつずつ達成していく展開がほっこりとした笑いを生みながら、次第に本物の感情へと育っていきます。
風間俊介の「枯れた愛され上司」ぶりが絶妙で、庄司浩平演じる部下の一途さが刺さります。オフィスBLの中でも特に糖度が高く、癒されたい方に強くおすすめしたい作品です。
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 風間俊介、庄司浩平 |
| 放送 | テレビ東京「ドラマ24」 |
| 原作 | マミタ「40までにしたい10のこと」 |

ぼくたちん家(2025年・ドラマ)
ゲイ×ゲイ×訳あり中学生が織りなす、奇跡のホームコメディ。心優しい50歳のゲイ・玄一と、クールな38歳のゲイ教師・索、そしてトーヨコに迷い込んだ訳ありの中学生・ほたるが、ひとつのアパートに居着いてしまうところから始まる完全オリジナルストーリーです。恋愛だけでなく「居場所」や「家族ってなんだろう」という問いを、笑いと涙を交えながら丁寧に描いています。
及川光博の21年ぶり連ドラ主演、手越祐也の7年ぶりドラマ復帰という話題性も抜群で、BLとしてだけでなくドラマ作品として完成度が高いと評判です。日テレの日曜夜に放送されたGP帯作品という点でも、BLの地上波進出という意味で歴史的な一作です。
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 出演 | 及川光博、手越祐也、白鳥玉季 |
| 配信 | Netflix |
| 原作 | オリジナル |



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