ビールって、そのまま飲む以外の選択肢をあんまり考えたことがなかったんですよね。冷蔵庫から出して、開けて、飲む。以上。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
その考えが変わったのが去年の夏で、オリオンビールのビアカクテルを飲んだときでした。見た目がとんでもない色をしているのに、飲んだら普通にうまい。というか、ビールが苦手な人でもいけるやつだこれ。
それ以来、家でもちょこちょこ混ぜて遊んでいます。やってみるとわかるんですが、ビアカクテルって料理というより実験に近い。失敗しても300円くらいの被害で済むのもいいところです。
ということで本記事では、自宅にあるもので作れるビアカクテルを5つまとめました!
ベースのビールは一番安いやつでいい
ビアカクテルは、いいビールを使うほどうまくなるかというとまったくそんなことはありません。むしろ香りの主張が強いクラフトビールとかIPAを使うと、混ぜた相手と喧嘩して変な味になります。実際にエールビールでシャンディガフを作ったら、ジンジャーエールと香りが殴り合ってよくわからない液体ができました。
なのでベースは、スーパーで一番安い新ジャンルとか発泡酒で十分です。というか、そっちのほうが相性がいい。
| ベース | ビアカクテル向き? | 理由 |
|---|---|---|
| 新ジャンル・発泡酒 | ◎ | クセがなくて混ぜ物を邪魔しない。安い |
| 普通のラガー(スーパードライ等) | ◎ | 王道。迷ったらこれ |
| 黒ビール・スタウト | ○ | 使える相手は限られるが、ハマると化ける |
| クラフトビール・IPA | △ | 香りが強すぎて喧嘩しがち。もったいない |
ちなみにビール・発泡酒・新ジャンルの違いがよくわからんという方は、前に整理した記事があるのでそちらをどうぞ。
比率は1:1から始めればだいたい成功する
もうひとつ大事なのが比率です。といっても難しいことはなくて、基本は1:1。それだけ覚えておけば事故りません。
| 混ぜるもの | 比率の目安 |
|---|---|
| ジュース・炭酸系 | ビール1 : 相手1 |
| リキュール系 | ビール 適量 : リキュール 20ml前後 |
| スパークリングワイン | ビール1 : ワイン1 |
注ぎ方にもコツがあって、先に相手を入れて、ビールを後から静かに注ぐ。逆をやると泡が暴れてグラスから溢れます。
1. シャンディガフ

ビール+ジンジャーエール。ビアカクテルの王様であり、とりあえず最初に作るべき1杯です。居酒屋にもだいたい置いてあるやつ。
ポイントは甘くないジンジャーエールを使うこと。甘口タイプで作ると全体がぼやけて、なんだか惜しい飲み物になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 材料 | ビール、ジンジャーエール(辛口) |
| 比率 | 1 : 1 |
| 度数の目安 | 約2〜3% |
| 難易度 | ★☆☆ |
| 感想 | 生姜の辛さでビールの苦味が消える。無限に飲める危険な味 |
2. レッドアイ

ビール+トマトジュース。見た目が完全に事件現場の色をしていますが、味はいたって健全です。
海外ドラマで二日酔いの朝に飲んでるやつ、というイメージがあったんですが、実際に飲むと朝から飲むものではないということだけはわかりました。普通にうまいので普通に酔います。
トマトジュースは必ず食塩無添加を選んでください。食塩入りだと、しょっぱいビールという地獄が完成します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 材料 | ビール、トマトジュース(食塩無添加) |
| 比率 | 1 : 1 |
| 度数の目安 | 約2〜3% |
| 難易度 | ★☆☆ |
| 感想 | トマトの酸味と青くささがビールの苦味とちゃんと噛み合う。食事に合う |
3. パナシェ

ビール+レモネード。スプライトや三ツ矢サイダーでも作れるので、この5つの中で一番ハードルが低いやつです。家に炭酸ジュースがあれば今すぐできます。
話はそれますけど、このカクテルは国によって呼び名がバラバラで、フランスではパナシェ、ドイツではラドラー、イギリスではシャンディと呼ばれるらしいです。ラドラーはドイツ語で「自転車乗り」という意味だそうで、自転車で来た客に酔わないビールを出したのが由来だとか。つまり全世界が同じことを考えていたということですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 材料 | ビール、レモネードまたはサイダー |
| 比率 | 1 : 1 |
| 度数の目安 | 約2〜3% |
| 難易度 | ★☆☆ |
| 感想 | ほぼジュース。ビールが苦手な人に出すならこれ |
4. カシスビア

ビール+カシスリキュール。ここから一気に「ちゃんとカクテル作ってる感」が出ます。
リキュールを1本買う必要があるので初期投資はかかるんですが、カシスは牛乳でもオレンジジュースでもソーダでもいけるので、買っておいて損をしないリキュールです。実際うちでは、ビールに混ぜる以外の用途のほうが多い。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 材料 | ビール、カシスリキュール |
| 比率 | ビール 適量 : リキュール 20ml |
| 度数の目安 | 約4〜5% |
| 難易度 | ★★☆ |
| 感想 | 甘い。でも後味はちゃんとビール。色がきれいなので写真映えする |
5. ブラック・ベルベット

黒ビール+スパークリングワイン。5つの中で唯一、完全に贅沢枠です。
材料費が一番かかるうえに、度数も一番高い。そのわりに口当たりがなめらかで、ビロードという名前に恥じない飲みやすさなんですが、その飲みやすさが罠です。気づいたら結構いってます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 材料 | 黒ビール(スタウト)、スパークリングワイン |
| 比率 | 1 : 1 |
| 度数の目安 | 約7〜8% |
| 難易度 | ★★★ |
| 感想 | うまい。けど一番高くて一番酔う。金曜の夜専用 |
結局どれがよかったか
5つ作ってみて、リピートしているのはシャンディガフとレッドアイです。理由は単純で、材料がスーパーで完結するから。
ビアカクテルは総じて度数が下がるので、つい「これは軽いから」という顔で杯が進みます。そして翌朝ちゃんと後悔します。このへんの仕組みは醸造酒と蒸留酒で二日酔いのなりやすさを調べた記事に書いたとおりで、知識があっても回避できないのが人間です。
とりあえず今日は、冷蔵庫の安い発泡酒とジンジャーエールから始めてみてください。グラス1杯ぶんの実験にしては、わりと世界が広がります。
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