都内・東京近郊で50mプールを一般開放している施設まとめ!料金・レーン数付き

水泳

運動不足の解消に泳ぎに行こうと思い立ち、「せっかくなら50mプールで泳ぎたいな」と軽い気持ちで検索したところ、思っていた10倍くらい選択肢がありませんでした。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!

25mプールなら区民体育館にだいたいあります。でも50m、いわゆる「長水路」となると話が変わってきて、東京でも数えるほどしかない。しかも大会で貸し切られていたり、そもそも夏しかやっていなかったりするんですね。

ということで本記事では、都内・東京近郊で50mプールを一般開放している施設を、料金・レーン数つきでまとめました! ガチ勢の練習用にも、私みたいな「たまに泳ぎたいだけの人」にも使える形で整理しています。

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そもそもなぜ50mプールはこんなに少ないのか

そもそもなんで50mプールって数が限られるのかというと、理由はシンプルで、50mプールは維持コストが高すぎるからです。単純に水量が倍以上になるので、水を温める光熱費も、水質管理の手間も、必要な監視員の数も全部増える。区や市が「みんなが使える施設」を作るなら、25mプールを複数用意したほうが合理的なんですよね。

そこに追い打ちをかけたのが、東京の長水路の象徴だった東京辰巳国際水泳場が2023年3月に閉館したことです。長年「水泳の聖地」と呼ばれていた施設ですが、改修されて都立初の通年アイスリンク「東京辰巳アイスアリーナ」に生まれ変わりました。プールがスケートリンクになるという、なかなかの転身です。

ただし救いはあって、辰巳の役割は事実上すぐ隣の東京アクアティクスセンターが引き継いでいます。 2020年大会のメイン会場がそのまま一般開放されているので、聖地が消えたというより引っ越したというのが正確なところです。

ちなみに、関東の長水路事情はあと数年で少し変わります。埼玉県が県内初となる公営の屋内50m水泳場を川口市に建設中で、2027年(令和9年)7月の供用開始が予定されています。 埼玉県民の方はもう少しの辛抱です。

「通年で泳げる」と「夏だけ」は完全に別物

もう一つ、探すときに絶対に押さえておきたいポイントがありまして、50mプールは大きく屋内(通年)と屋外(夏季限定)に分かれます。そしてこの2つは、同じ「50mプール」でも中身がまったく違います。

種類泳げる時期客層・雰囲気料金の目安
屋内・温水(通年)一年中泳ぎに来ている人が中心。落ち着いている500〜700円前後
屋外(夏季のみ)7月〜8月中心レジャー客も多く賑やか100〜450円と安い

「黙々と往復したい」なら屋内一択です。 屋外の夏季プールは料金が驚くほど安いんですが、混雑期は普通に泳ぐスペースの確保が難しい。逆に「安く体を動かせればいい」なら屋外は最高のコスパです。

もう一点、上級者向けの注意として「可動床」という仕組みがあります。大きな施設は床を上下させて水深を変えられるようになっていて、日によって水深が違う、あるいは50mを半分に区切って25m×2面で運用していることがあります。「50mプールと書いてあったのに行ったら25mだった」は普通に起こるので、事前確認は本当に大事です。

東京近郊の50mプール一覧

施設名エリア時期50mの規格個人利用料金(一般)
東京アクアティクスセンター東京・江東区通年50m×10レーン(可動床)700円/2時間30分
東京体育館 屋内プール東京・渋谷区通年50m×8レーン700円/2時間30分
京王アリーナTOKYO東京・調布市通年50m(25m×2面に分割可)500円/3時間
横浜国際プール神奈川・横浜市通年50m×8コース(可動床)700円/2時間
千葉県国際総合水泳場千葉・習志野市通年50m×10コース500円/2時間
萩中公園プール東京・大田区夏季50m×21m(屋外)450円
府中市民プール・郷土の森総合プール東京・府中市夏季50m(屋外)100円〜
下落合プール埼玉・さいたま市夏季50m(屋外)要確認

※料金・期間は変更されることがあります。以下、詳しく見ていきます。

東京アクアティクスセンター(江東区)

まずは本命。2020年大会の競泳会場が、そのまま一般開放されている施設です。

メインプールは50m×25m、10レーンの長水路。水深0〜3.0mの可動床を備えた、文句のつけようがない国際規格です。あのテレビで見た会場で、700円で泳げてしまう。 冷静に考えるとかなり異常な話です。

なお一般公開で開放されるレーンは原則4レーン程度で、残りは団体利用などに使われます。混雑状況は日によるので、公式サイトの利用案内をチェックしてから行くのが確実。

項目内容
所在地東京都江東区辰巳2-2-1
プールメイン50m×25m/10レーン/可動床 水深0〜3.0m
個人利用料金一般700円(2時間30分)/中学生以下300円
延長350円/時間
開館時間9:00〜21:00(夏休み期間は8:00〜)
備考一般公開は原則4レーン。定期券は月9,000円

東京体育館 屋内プール(渋谷区)

アクセスの良さで言えばここが最強。JR千駄ケ谷駅を降りたら目の前という、都心のど真ん中にある50mプールです。

50m×20mの8レーン、水深1.2〜2.2m。25mプール(6レーン)も併設されているので、長水路が団体利用で埋まっている日でも泳ぐ場所自体は確保できます。平日は夜23時までやっているのが本当にありがたいところで、仕事終わりに寄れる長水路というのは東京では相当な希少価値です。

項目内容
所在地東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
アクセスJR総武線「千駄ケ谷」駅前
プール50m×20m/8レーン/水深1.2〜2.2m(25m×6レーンも併設)
個人利用料金一般700円(2時間30分)/中学生以下300円/1日券3,000円
利用時間平日9:00〜23:00/土9:00〜22:00/日祝9:00〜21:00

京王アリーナTOKYO(調布市)

多摩エリアの長水路といえばここ。2025年5月から「京王アリーナTOKYO」に名称変更されましたが、以前の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」で覚えている人も多いと思います。

50mプールは25m×2面に分割できる構造。注目すべきは料金で、一般500円で3時間。今回紹介する通年施設の中では圧倒的にコスパが良いです。しかも平日・土曜は22時30分まで。安い・長い・新しいの三拍子が揃っていて、正直いちばん通いやすい一箇所だと思います。

項目内容
所在地東京都調布市(味の素スタジアム隣接)
プール50mプール(25m×2面に分割可)
個人利用料金一般500円(3時間)/中学生以下250円
利用時間平日・土9:00〜22:30/日祝9:00〜21:30
備考3歳から利用可。小3までは保護者の付き添いが必要

横浜国際プール(横浜市都筑区)

ここからは近郊へ。横浜市都筑区にある、国際大会も開かれる本格的な施設です。

メインプールは50m×8コース。可動床で、通常は25m×2面(水深1.0mと2.5m)に分けて運用されています。注意点として、2026年5月からメインプールは「水深2.5mでの運用」となり、利用条件が「200mを楽に泳げる、原則中学生以上」に変更されました。 足がつかない前提の運用なので、泳力に自信がない人はサブプール側を検討してください。

足がつかないプールで50m、というのは慣れていないと想像以上に緊張します。 私は水深2.5mと聞いた時点でちょっと背筋が伸びました。

項目内容
所在地神奈川県横浜市都筑区
プールメイン50m×8コース/可動床(通常は25m×2面運用)
個人利用料金一般700円(2時間)/中学生以下350円
利用条件2026年5月以降、メインは200mを楽に泳げる原則中学生以上
備考大会開催時は個人利用不可。飛込用プールも併設

千葉県国際総合水泳場(習志野市)

千葉方面ならここ。JR京葉線「新習志野」駅の南口から徒歩すぐという、駅近すぎる立地の日本水泳連盟公認プールです。

メインプールは50m×10コースで、3,662席のギャラリー席を備えた完全な競技仕様。一般開放日には誰でも泳げます。さらにサブプールも50m×18.5m(8コース)の長水路なので、メインが大会で使えない日でも長水路で泳げる可能性が高いのが強み。

料金も一般500円(2時間)と良心的で、65歳以上は入場料無料。各種手帳をお持ちの方も無料になります。

項目内容
所在地千葉県習志野市(JR「新習志野」駅南口すぐ)
プールメイン50m×10コース/サブ50m×18.5m(8コース)
個人利用料金大人500円(2時間)/中学生以下200円
割引65歳以上・各種手帳所持者は無料
備考メインは一般開放日のみ遊泳可

萩中公園プール(大田区)|夏季の屋外50m

ここからは夏季限定の屋外組。大田区の萩中公園プールは、屋外に50m×21m(水深1.3〜1.5m)のプールを持つ区営施設です。

2026年は7月10日〜9月6日の開設。注目は「夜間の部」で、17:00〜20:00は中学生以上限定(7/20〜8/31の月火木金土日)。子ども中心の昼の時間帯を避けて、大人がしっかり泳げる枠が用意されているのが良心的です。料金も高校生以上450円と、屋内施設の半額以下。

なお屋内の温水プールは25mなので、50mを泳ぎたいなら夏に行く必要があります。

項目内容
所在地東京都大田区萩中3-26-46
プール屋外50m×21m/水深1.3〜1.5m
開設期間2026年7月10日〜9月6日
利用料金高校生以上450円/1歳〜中学生150円(11枚綴り回数券あり)
利用時間午前9:30〜12:30/午後13:15〜16:15/夜間17:00〜20:00
条件午前・午後は身長140cm以上、夜間は中学生以上。浮き具不可

府中市民プール・郷土の森総合プール(府中市)|夏季の屋外50m

府中市は屋外50mプールを2箇所持っていて、しかも料金が異常レベルで安いです。

市民プールは入替制で、大人100円(ナイターは150円)。郷土の森総合プールのほうは50mプールに加えて流水プールやウォータースライダーもあり、市内在住の大人で2時間150円(市外300円)。この値段で50mプールが使えるのは、もはや行政の良心という感じがします。

とはいえ2026年度は事前予約制とのことなので、思い立って直行するのはNG。公式サイトで予約方法と開設期間(2026年度は7月18日から)を確認してから向かってください。

項目内容
所在地東京都府中市(市民プール/郷土の森総合プール)
プール屋外50mプール(郷土の森は流水プール等も併設)
利用料金市民プール:大人100円(ナイター150円)/郷土の森:市内大人150円・市外300円(2時間)
開設期間2026年度は7月18日から
備考市民プールは入替制(2時間程度の部制)。事前予約制

下落合プール(さいたま市)|夏季の屋外50m

埼玉方面から。さいたま市中央区の下落合プールは、屋内25m(通年)と屋外50m(夏期のみ)を持つ市営施設です。

屋外の50mプールは水深1.3〜1.5m。例年7月中旬から8月にかけての営業で、現状さいたま市内で50mを泳ごうと思うと、実質ここが夏の選択肢になります。前述の通り、埼玉県内初の公営屋内50m水泳場が2027年7月に川口市で供用開始予定なので、通年で泳げるようになるのはもう少し先の話。

項目内容
所在地埼玉県さいたま市中央区
プール屋外50m/水深1.3〜1.5m(屋内25mは通年)
開設期間例年7月中旬〜8月
利用料金公式サイトで要確認
備考こどもプールも併設。屋外は夏期のみ

行く前に確認しておきたい3つのこと

紹介しておいてなんですが、50mプールは「行ったら泳げなかった」が起こりやすい施設でもあります。最低限これだけは確認してください。

  • 大会・団体利用で貸切になっていないか。競技仕様の施設ほど大会が入ります。特に土日
  • その日の運用が50mか25mか。可動床の施設は日によって分割されています
  • 水深と泳力の条件。水深2.5m運用のように、泳力を条件にしているプールがあります

あとは施設ごとに帽子必須・浮き具不可・ロッカー用の小銭あたりのルールが違うので、初回は少し早めに着くのが無難です。

結局どこに行けばいいのか

用途別に整理するとこうなります。

  • とにかく本気で泳ぎたいなら → 東京アクアティクスセンター、千葉県国際総合水泳場
  • 仕事帰りに寄りたいなら → 東京体育館(平日23時まで)
  • コスパ重視で通うなら → 京王アリーナTOKYO(500円で3時間)
  • 夏に安く体を動かしたいなら → 萩中公園プール、府中の屋外プール

東京の長水路は数こそ少ないけど、残っているやつは本気度が高いということ。オリンピック会場が700円で開放されている国は、たぶんそんなに多くないです。

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