ペーパードライバーのみなさん、こんにちは!!

どうも!バック駐車ができなくてバイトをクビになったこともあるたっつーです!!
運転できるようになるためにどうやって練習をすればいいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
いや、そもそも練習する術がないが故にペーパードライバーになってしまったのか、ペーパードライバーだからこそ練習にすら辿り着かないのか、のるかそるか、卵が先か鶏が先か、、、
とにかくどうすれば人並みに運転できるようになるのか途方に暮れている方も多いと思います。私もそうでした。私の場合、
・そもそも教習所で教官に激詰めされるくらい運転が下手
・実家に車がなかったので気軽に練習できる環境がなかった
・助手席で運転練習に付き合ってくれる家族や友達などいなかった
・ペーパードライバー講習に通うお金がなかった
・仕事で車を運転するなど必要に迫られなかった
といった理由から免許を取得してから丸5年間をペーパードライバーとして過ごしました。
その5年の間にバック駐車ができないという理由でバイトをクビになったり、ペーパードライバー講習の120分お試しコースを受けた直後にカーシェアで1人で運転してみたら怖くて30km以上のスピードを出せず5分で駐車場に戻ったりと、着実にトラウマを積み重ねていきました。
それでも現在は、駐車しづらい場所でも自力でバック駐車したり高速道路に乗ったりと、最低限の運転はできるようになりました。
そんな私がいかにガチのペーパードライバーから自力(1人)で脱却したのか紹介しちゃいます。運転するようになって、やっぱり利便性が全然違うし選択肢も広がると思ったので、ペーパードライバーでも一人で脱却できるんだぞって感じてもらえると嬉しいです。
※いかなる状況でも安全運転を心がけましょう!
①基本的な運転操作を思い出す
まず長らく車に触れていないと、基本的な運転操作すら忘れてしまうんですよね。さぁ車を借りていざ発車しようと思っても、エンジンのかけ方すらわからないのはペーパードライバーあるあるだと思うのです。
そのため、運転席に座って焦らないように各部位の名称や発車するまでの必要な手順をYoutubeで予習しました。
ただ、カーシェアなんかで車を借りていると、車種によってこの辺が全然違う場合もあるんですよね。その時はエンジンかける前に車種をネットで調べてます。
②ペーパードライバー120分お試し講習で基本操作を実践
車を運転することへのイメージがなんとなく湧いたら、実際に車に触れることへの抵抗をなくすため、私は一度ペーパードライバー講習を受けました。
とはいえ、また教習所に通って講習を受ける資金的余裕はなかったので、120分1万円の出張型ペーパードライバー講習を受けました。
基本的なことから教えてくれるし、操作を思い出しながら実際の道路を走るのを横でサポートしてくれるので、いきなり一人で運転するのがさすがに怖い、という思いを払拭するきっかけになりました。
③調子に乗ってカーシェアを借りるも5分で挫折
ペーパードライバー講習を受けて「これなら1人でもいけるんじゃね!?」と勢いづいた私は、その足でタイムズカーシェアに登録・車を予約し、1人で運転してみることにしました。
しかし、そう簡単ではありませんでした。借りた車の運転席に乗りこんで30分ほどかけて気持ちを作り、いざ運転しようと駐車場を出発するも、怖くて30km以上のスピードを出すことができず、無意味に駐車場周辺を一周してすぐに駐車場に戻ってしまいました。
そもそも特に行く先もなかったので、「ただ単に運転するだけ」ではすぐに挫折してしまうのは今思えば当然のことでした。
「やっぱり僕に運転なんて無理だったんだ。もう一生電車と地下鉄が整備された土地に住み続けよう」と誓いました。
④運転する具体的な目的ができる

私にとってペーパードライバーを克服した一番のポイントはこれでした。運転する「具体的な目的」ができたのです。
ペーパードライバーにとって車を運転するということは、命綱なしで谷を綱渡りするくらい怖いことですよね。いやそれは言い過ぎかもしれませんが、現実として自分が加害者にも被害者にもなりうる事故のリスクを負うわけですから、とにかくやらなくていいならやらないのが賢明な選択であることは間違いありません。
私の場合、この恐怖感こそがペーパードライバーを克服できない最大の要因だったと思っています。「やらなくていいならやらない方がいい」からやらない理由を次々に探して、結局やらずに時間が過ぎてしまう。私はペーパードライバー講習を受けて、一度カーシェアで運転しようとして挫折して、それからまた全く運転せず2年も期間が空いてしまいました。
だから「やらざるを得ない」理由、つまりは車を運転する目的を作ることが大事だと思います。それは「車を運転してどこか遠くへ出かけたいなぁ」くらいのふんわりした目的ではダメなのです。必ず自力で運転して目的地にたどり着く。この覚悟こそが、ペーパードライバーを克服する最大の手段だと思います。

私は、「引越すけど引っ越し会社に頼むほどの荷物量はないしお金はない、でも引越しの手伝いを頼める友達はいない」ことがきっかけでした。「自分でレンタカーを借りて新居まで運ぶ」という目的が私をペーパードライバー脱却の第一歩に導いてくれたのです。
⑤車を手配

目的を作ったら車を手配。一度カーシェアで挫折しているため、レンタカーで予約しました。
レンタカーだと、返却時に自力で駐車する必要がないのでペーパードライバーにとって非常に助かります。(レンタカーの敷地に入るだけで後はスタッフがやってくれる)
あとはいざ運転席に座って操作方法が分からずテンパっても、スタッフに聞けば教えてくれるという安心感もあります。(私は運転席に座って早速エンジンのかけ方がわからず、恥を忍んでスタッフのお姉さんに聞きました。)
私は最初の1回以降はカーシェアしか使っていませんが、カーシェアで予約する時には以下のことに気を付けています。
①車の出し入れがしづらそうな場所のカーシェアは避ける(駐車できなくて詰む)
②交通量の多い道路に隣接したカーシェアはレンタカーは避ける(出庫できなくて詰む)
車の出し入れがしづらそうな場所のカーシェアは避ける
カーシェアの場合、車の出し入れは必ず確認しておいた方がいいです。
狭すぎる駐車場とか明らかに駐車しづらい場所(壁沿いの一番端とか)などはペーパードライバーにはハードルが高いです。僕は一回それで泣きそうになりました。
あとは車道にダイレクトに面した駐車スペースなどもリスクが高いですね。なぜなら後ろから車が来ている中でバック駐車をしなければならないのでテンパりますし、切り返しもしづらいので駐車が下手だと一生その駐車場周辺をぐるぐるする羽目になります。
ペーパードライバーの場合、まずは駐車とかそんなことより普通の運転でいっぱいいっぱいなので、余計なテンパり要素は除いておくべきでしょう。
屋外の平面駐車場であればGoogle mapの航空写真などである程度確認できます。立体駐車場などの場合は、ステーション名で検索すると駐車場の写真が出てくることなどがあるので調べてみるといいです。
交通量の多い道路に近接したカーシェアはレンタカーは避ける
ペーパードライバーとして本当に初めての場合、いきなり交通量の多い道路に出るのは怖気づく可能性が高く(私も断念しました)、大きい道路などは車線が複雑だったりするのでおすすめできません。
主要駅周辺や、やたら車線の多い道路に囲まれているようなエリアは避けた方が心に余裕をもって肩慣らしできるでしょう。
⑥あとは運転あるのみ!
レンタカーを予約して当日を迎えたら、あとは運転あるのみでした。
「運転しやすい道で慣れるまで練習する」「バック駐車などができるようになってから」と私も最初はそんなことを考えていました。でも、そんなことを言っていては運転せずに時間だけが過ぎていくだけでした。自分が変わるには、とりあえずやるしかないのです。
引越し当日、1時間ほどの距離を運転する必要があったのですが、道中はとにかく手汗がやばかったです。事故だけは起こさないように細心の注意を払いながら、自分を鼓舞しました。
別にナビ通りに行けなくてもいい。車線変更できなくたって、いつかは目的地にたどり着けるんだ。なぜなら道は繋がっているんだから。無理しないで。大丈夫。大丈夫。
ナビで指示された右折や左折ができないたびに自分にそう言い聞かせていました。そしてナビの時間を大幅に過ぎたころ、無事に目的地に到着したときには達成感がすごかったです。そこそこ大量の荷物を新居に1人で運び入れるという重労働を終え、またナビで1時間の距離にふんだんに時間をかけてレンタカー店に戻り、私は目的を達成したのでした。

そうして一度1人で運転して成功体験ができると、また運転したいと思うようになりました。…さすがにそれは盛りましたが、自分で運転ができると自信がついて、少しづつですが運転機会が増え、気づくと運転への抵抗はなくなっていました。

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