【地獄】英語ができないコミュ障社会人が英会話サークルに参加した結果①

英会話サークル

休日は英会話レッスンに通ってますって発言、なんだかとても素敵な響きじゃないですか?

英語を話そうという意志があることがまず素敵ですよね。だって何かしらの理由で英語に興味を持って、別に日本語で不自由ない暮らしをしているのにわざわざ英語を学ぶってことですよ。自己研磨以外の何物でもないです。

どうも、趣味なし社会人ことたっつーです!

英語ってちょっとやってみようかな…と思って学習を始めても、思うように上達せずに挫折しますよね。私も過去に英語を勉強しようとアプリとかで勉強したことはあるものの、どれもこれも1ヶ月ともたずに挫折しました。

しかし、趣味英会話への憧れを捨てきれず、素敵独身男子を目指して英会話にチャレンジすることにしました。

英会話のレッスンは高い

しかし、英会話の個別レッスンって地味に高いですよね。スクールによるのですが、マンツーマンレッスンだと数十万の単位で費用がかかるところもあったりして、正直ビビります。

しかも仕事で英語を使うとか、海外出張を控えているとか、それなりの動機がないとなかなか上達しなさそうですぐ辞めちゃいそうで、お金だけ無駄にかかったみたいな未来が容易に想像できました。

そこで、英会話サークルなら個別レッスンほど費用をかけず、またそこで人との交流やつながりができて一石二鳥なのでは…と安易な発想に至った私は、とにかく参加してみようの精神で体験レッスンへと行ってきました。

参加した英会話サークル

私が参加した英会話サークルは、小規模で開催している地域のこじんまりした感じのサークルでした。ネットで「地名+英会話サークル」でヒットしたHPをチェックしていき、まずは体験参加できるサークルをピックアップしました。

中でも「フレンドリー」「アットホーム」という誘い文句が謳われている英会話サークルにまんまと惹かれ、「初参加でもなんとかなるのでは…!!」と意気揚々と問い合わせます。ほどなくして届いた返信メールの対応は親切そのもので、期待が高まります。

レッスンは、入会金5,000円、1回2,000円でしたが、体験レッスンは無料で参加させてもらえるとのことでした。毎週末に1回開催しており、参加頻度は自由、予約も不要で来たいときに来れば良いシステムだそう。融通が利きそうでこれまた好感が持てます。

何名かの外国人の先生が持ち回りでサークルに参加し、その外国人先生主導で毎回2時間、ディスカッションをしたりグループワークをしてレッスン形式に進めるとのこと。いい感じに他のサークルメンバーとも交流が図れそうですね。もしかしたら友達ができるかもしれないです。

そうして早々にメールを返信し、体験レッスンの日取りを決めたのでした。

体験レッスン当日

サークルは公民館の1室を借りて活動していました。初回の説明もあるとのことだったので開始時刻より少々早めに向かいます。

やや緊張気味で到着すると、メールでやり取りしていた方(主催者)が迎え入れてくれました。料金や参加方法などの説明を受ける最中にも、続々とサークルメンバーが集まってきます。

サークルメンバーの方々と軽く自己紹介をしたりしながら、名前を必死に覚えます。余談ですが私は人の名前を覚えるのが苦手です。

年代は40代が中心とやや高めで、留学経験があったり、海外に住んでいたことがあったりと、ハイレベルなメンバー構成です。

一方の私はGoogle mapで世界中のバーチャル旅行経験が豊富で、映画は字幕派というなんとも低レベルな英語エピソードしかなく、早くも不安を覚えます。

冒頭からフルスロットルの英語

そして集まったのは8名ほどのサークルメンバー。担当の外国人先生が入ってくるなり、英語で今日のテーマの説明を始めました。何を言っているのかさっぱりわかりません

私は体験レッスンを甘く見ていました。教室の端で他の人がレッスンを受けている風景を見ているだけかと思いきや、完全参加型の体験レッスンでした。職場にとどまらずサークルでも主体性が必要なんて、やはりコミュ障には厳しい世の中です。

私が初参加ということで、先生は私に何かを問いかけてきました。日本語の使用は禁止と最初にくぎを刺されていたので、曖昧な笑顔とイエスだかノーだかを繰り返して明らかに成立していない会話に教室の空気は淀みます。

英語とか関係なく辛いグループワーク

そんなこんなで強引に終わらせた会話の後、先生はまた説明を再開し、スタートだかなんだかの合図を行うと同時に、他のサークルメンバーが隣の人とペアになって何やら話し始めました。

かろうじて聞き取った単語と周りの人の話を盗み聞きする限り、最近あった思い出に残っている出来事をペアの人と話し合い、後で自分のペアの人から聞いた話を要約して発表するような課題が出されたと推測されます。

休日をほとんど自宅で過ごす私には、最近あった思い出の出来事などありません。英語で話すことができないばかりか、日本語ですら話す内容がないという危機的な状況でした。

そんな自分の最近の思い出を頭をフル回転して考えてる間に、ペアの人が思い出話をし始めてくれました。私のペアの人は子熊みたいな人でした。

もう一度話してほしい時は「パードゥン」だっけ?「ワンモアタイム」?

英会話の初心者あるあるだと思うんですけど、こういう何気ない返事の仕方とか相槌の打ち方がわからないんですよね。

仕方ないのでかろうじて聞き取った単語を復唱することでもう一度話すように促してみます。なんとなくわかったような、わからないようなそんな感じで子熊さんの話は終わりました。

今度は私が話す番です。さんざん考えたあげく、最近amazonで買ったスピーカーで音楽を聴くのにハマっている話という思い出でもなんでもない話をしました。子熊さんはうんうんと頷いて聞いてくれました。

やがてトークタイムは終わり、発表の時間になりました。どうやら全員ではなく、当てられた人が話すようです。最初に当てられた人はとてもマッチョな男性でした。

マッチョさんが英語で話している最中、先生が時々ちゃちゃを入れると場が盛り上がりますが、私には何が面白いのかさっぱりわかりません。会社の飲み会でもよくこういう状況に陥るので、この辺は英語であるかどうかは特に関係ないでしょう。

マッチョさんが一通り話し終えると、先生はやたら派手なTシャツの男性を指して「エニィクエスチョン?」と促しました。どうやら今の話題についての質問もしなければならないようです。

派手Tさんは話を完璧に理解していたようで、きちんと質問をしていました。マッチョさんもスムーズに回答し、完全に英会話が成り立っていました。派手Tさんとマッチョさんの会話のラリーがひと段落付くと、今度は私に向かって「エニィクエスチョン?」。どうやら私も何か質問しなければならないようです。

しかし自分の番ではないと油断して集中して聞いていなかったため、何を話していたのか全くわかりません。いちかばちか、「How long?」と聞いてみることにしました。奇跡的にHow longに該当する回答があったようで、マッチョさんは答えてくれます。

そうこうして次の人が発表する番となりました。子熊さんが指名されます。とうとう私の購入したスピーカーの話が晒される時がきてしまったわけです。

小熊さんが発表し終えると、今度は私が質問を受ける番になります。主催者の方が「How much?」と気の利かせて易しい質問をしてくれました。

私が自信をもって「three thousand!」(3,000円)と答えると、先生がすかさず「So cheap!」と言ったのを忘れません。チープという単語に良いニュアンスが含まれていないことは、日本語も英語も共通なのは英語ができない私にもわかりました。

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