9月30日でU-NEXTのHBO Maxが終わってしまいました。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
5年半のあいだ、日本でHBO作品を観る手段は実質U-NEXTだけでした。それが2026年9月30日で終わり、10月1日からPrime VideoとHuluに移りました。
ということで本記事では、なぜこうなったのか、具体的に何が消えたのか、いまU-NEXTに残っているワーナー作品も消えるのか、そして代わりにどこで観るのが安いのかを全部まとめました!
9月30日で「HBO Max on U-NEXT」が終了した
U-NEXTは2026年9月2日に、自社サービス上での「HBO Max」ブランドの展開を9月30日で終了すると発表しました。翌10月1日から、日本でのHBO Max作品の窓口はPrime VideoとHuluの2社に切り替わっています。
| 時期 | 何が起きたか |
|---|---|
| 2021年 | U-NEXTがワーナーと独占パートナーシップを締結 |
| 2021年〜2026年9月 | 日本でHBO作品を観る手段は実質U-NEXTだけ |
| 2026年9月2日 | U-NEXTが「HBO Maxブランド展開終了」を発表 |
| 2026年9月30日 | 「HBO Max on U-NEXT」終了 |
| 2026年10月1日 | Prime VideoとHuluでHBO Max提供開始 |
U-NEXTの公式お知らせには「HBO Max対象作品については、作品ごとに配信終了日が異なる場合があります」と書かれています。つまり9月30日に全部が一斉に消えたわけではなく、作品ごとに期限が違う形です。これが後述する「まだ残っているやつはどうなるのか」問題につながります。
そもそもHBO Maxというサービス名自体が、HBO Max→Max→HBO Maxと二周して戻ってきた経歴を持っています。この混乱の歴史はHBO Maxとは結局何なのかを調べた回にまとめてあるので、名前で混乱している人はそっちを先に読んでください。
ワーナーごと持ち主が変わった
U-NEXT側が契約を切られたというより、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)という会社そのものが売られたというのが背景です。
| 出来事 | 時期 |
|---|---|
| Netflixがワーナー買収計画を発表 | 2025年12月 |
| Netflixが買収レースから撤退 | 2026年2月 |
| パラマウント・スカイダンスが正式に買収発表 | 2026年 |
| WBD株主が買収案を承認 | 2026年 |
| 米司法省が買収を承認 | 2026年 |
| 民主党系12州との訴訟が和解 | 2026年9月 |
買収規模は約1,100億ドル、日本円で17兆円規模。これだけの金額が動く合併の最中に、日本の一地域の独占配信契約が更新されると考えるほうが不自然です。
余談ですが、この買収レースには一時Netflixも参戦していて、2026年2月に撤退しています。もしNetflixが勝っていたら、いまHBO作品はNetflixで観ていた可能性があります。そう考えると、HuluとPrime Videoに分かれた現状はまだ穏当な着地です。
買収後のパラマウント・スカイダンスは自社でParamount+という配信サービスを持っています。なので日本での配信の窓口が将来もう一度動く可能性は、正直に言って残っています。
何が見れなくなったのか
U-NEXTは消えた作品の完全なリストを出していないので、ここでは「10月1日からHuluとPrime Videoに移ったと確認できている作品」を並べます。これがそのまま「U-NEXTから消えた作品」とほぼ同じ意味になります。
まず『モンスター上司』が消えた
私が最初に気づいたのがこれでした。クズな上司3人を部下たちが殺す計画を立てて、能力不足で全部失敗していく98分のコメディです。ジェイソン・ベイトマンとチャーリー・デイとジェイソン・サダイキスの3人の会議が、毎回まったく前に進まない。
上司を殺す話なのに、いちばん盛り上がるのが計画会議という構成が異常に好きで、私は年に1回くらい観ていました。ワーナー系の作品なので「HBO Max on U-NEXT」枠に入っていて、ブランド終了と一緒に見放題から外れています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開年 | 2011年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 98分 |
| 監督 | セス・ゴードン |
| 出演 | ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、ケヴィン・スペイシー、ジェニファー・アニストン |
| 現在の視聴方法 | Prime Videoでレンタル・購入、HBO Max on Huluなど |
HBOオリジナルドラマ
U-NEXT独占の看板だった枠がまとめて動きました。
| 作品 | 移行後の状況 |
|---|---|
| ゲーム・オブ・スローンズ | 全8シーズンがHuluとPrime Videoへ |
| ハウス・オブ・ザ・ドラゴン | シーズン1〜3 |
| 七王国の騎士 | 最新のスピンオフも移行 |
| THE LAST OF US | シーズン1〜2 |
| SEX AND THE CITY | シーズン1〜6 |
| AND JUST LIKE THAT… | シーズン1〜2 |
| ユーフォリア/EUPHORIA | 移行 |
| チェルノブイリ | 移行 |
| ペンギン/THE PENGUIN | 移行 |
| デューン:予言 | 移行 |
| ランタンズ | 移行 |
| IT:ウェルカム・トゥ・デリー | 移行 |
| ドゥーム・パトロール | シーズン1〜4 |
『ゲーム・オブ・スローンズ』は5年間U-NEXTの目玉として使われていた作品なので、これが抜けたインパクトがいちばん大きいです。
ワーナーの海外ドラマ(HBO以外)
HBO制作ではないワーナー系のTVシリーズも、同じ枠で配信されていた分が外れています。
| 作品 |
|---|
| フレンズ |
| ER緊急救命室 |
| ゴシップガール |
| ビッグバン★セオリー |
「とりあえずフレンズを流す」用途でU-NEXTを契約していた人は、ここでいちばん困ります。
ワーナー映画
映画側も広い範囲が動いています。
| 作品 |
|---|
| ハリー・ポッター シリーズ |
| ファンタスティック・ビースト シリーズ |
| ロード・オブ・ザ・リング |
| マッドマックス 怒りのデス・ロード |
| ジョーカー |
| アルゴ |
| ディパーテッド |
| スーパーマン/バットマン シリーズ |
| DCユニバース作品 |
| ワン・バトル・アフター・アナザー |
| モンスター上司 |
これから出る新作も、U-NEXTでは観られない
HBOが作っているドラマ版『ハリー・ポッター』は2026年12月から配信されますが、これもHuluとPrime Videoでの配信です。U-NEXTを契約し続けていても観られません。
いま残っているワーナー作品も、いずれ消える可能性はあるのか
結論から言うと、消える前提で考えておくのが安全です。
U-NEXTは発表の中で「ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとの作品ライセンスに関する取り組みは今後も継続する」と明言しています。実際、10月以降もU-NEXTにはワーナー映画がいくつか残っています。ただ、その残り方が前と違います。
| 時期 | 契約の形 | 安定性 |
|---|---|---|
| 9月30日まで | 「HBO Max」ブランド枠での包括的な独占提供 | ブランドがある限り維持される |
| 10月1日から | 作品ごとの個別ライセンス | 期限が来れば切れる |
包括契約の傘がなくなり、1本ずつの契約に切り替わったということです。個別ライセンスは期間が決まっているのが普通なので、更新されなければ静かに消えます。 U-NEXT自身が「作品ごとに配信終了日が異なる」と書いているのも、これを前提にした言い方です。
そのうえで、この買収自体が最終段階に入っています。9月末時点で「数週間内に完了見通し」と報じられている状況で、新体制はParamount+という自社サービスを持っています。日本での窓口がもう一度組み替えられる可能性は残っています。
いま観たいワーナー作品がU-NEXTに残っているなら、「来月もある」と思わずに今月のうちに観たほうがいいというのが実用的な結論です。
代わりにどこで観ればいいのか
10月以降の選択肢を、月額と条件で並べます。
| 手段 | 月額 | HBO Max作品 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Hulu | 1,320円(毎月400ポイント付与) | 追加料金なしで見放題 | いちばん安い。画質は標準相当 |
| Prime Video + HBO Maxチャンネル | プライム600円 + 1,000円(HD)または1,400円(4K) | チャンネル契約が必要 | 4K・同時視聴4台はこちらだけ |
| U-NEXTを継続 | 2,189円(毎月1,200ポイント付与) | HBO Max枠はなし。ワーナー映画が一部残る | NHKオンデマンド・雑誌読み放題が強い |
| レンタル・購入 | 1本330円〜1,600円 | 作品ごとに対応 | 1本だけ観たい人向け |
| DVD・Blu-rayレンタル | 店舗・宅配サービス次第 | ほぼ全部 | 配信の入れ替わりに巻き込まれない |
いちばん安いのはHulu
Huluは10月1日から月額1,026円→1,320円に値上げされましたが、その値上げ分だけでHBO Max作品が全部付いてきます。 差額は294円。さらに期間限定で毎月400ポイントが付くので、単純計算だと実質的な負担は上がっていません。
HBO Max作品はHulu内の「HBOページ」にまとまって入るので、アプリを増やす必要もありません。HBO作品目当てで動くなら、現時点ではここが一番です。
4Kで観たいならPrime Video
Prime VideoのHBO Maxはチャンネル形式の追加課金で、プランが2つあります。
| プラン | 月額 | 画質 | 同時視聴 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 1,000円 | 最大1080p | 2台 |
| プレミアム | 1,400円 | 4K UHD | 4台 |
プライム会費と合わせると1,600円〜2,000円になるのでHuluより高いですが、4Kと同時視聴4台はPrime Videoにしかありません。 大画面で『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』をやるならこちらです。プライムビデオ側の10月のラインナップはプライムビデオ10月配信まとめに入れてあります。
U-NEXTを解約するべきかどうか
HBO作品だけが目的だったなら、乗り換えたほうが安くなります。月2,189円払ってHBO枠がない状態と、Hulu1,320円で全部観られる状態を比べると計算は明らかです。
ただU-NEXTには、NHKオンデマンド、雑誌210誌以上の読み放題、毎月1,200ポイント、韓国・中国ドラマの独占先行といった別の強みがあります。HBO以外の目的でも使っていた人は、そっちが残っているかを確認してから決めてください。 サービスごとの向き不向きは映画系サブスク4社を比較した回に実際に契約した感想で書いています。
私はどうしたか
Huluに移りました。HBO作品のために2,189円を払い続ける理由がなくなったのと、値上げ後のHuluでも1,320円で足りるからです。
ただ、これで『モンスター上司』が見放題に戻ったわけではありません。5年契約していたサービスから消えた作品を追いかけて別のサービスに移り、結局レンタルボタンを押しているので、移った意味が半分くらいしかない。
配信は買い物ではなく貸し借りなので、観たいものがあるうちに観る。今回それを2,189円分学びました。
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