新しいことを始めようと思い立って、「初心者 おすすめ」で検索して、レビューを3時間読んで、結局何も申し込まないまま寝る。これが私の人生のルーティンです。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
このブログは無趣味な私がとりあえず色々やってみる場所なんですが、正直に言うと、始めたあとよりも始める前のほうが圧倒的にしんどいです。失敗したらどうしよう…続かなかったらお金の無駄だしな…周りにどう思われるかな…そもそも今から始めて遅くないかな…これらの不安が毎回もれなく出てきます。
で、そういうときに私がやっているのが、他人の言葉を借りることです。自分で自分を励ますのは無理でも、すでに結果を出した人の言葉なら不思議と信じられる。単純な話ですが、これがけっこう効きます。
ということで本記事では、一歩踏み出す勇気が欲しいときに思い出したい偉人の名言を30個まとめました!
有名な名言、わりと本人が言っていない
今回30個の名言を調べていて1つおどろいたことがあります。それは、誰もが知っている名言ほど、出典をたどると怪しくなります。
| よく見かける名言 | 言ったとされる人 | 実際のところ |
|---|---|---|
| 世界を変えたければ、まず自分が変われ | ガンジー | この形の一文はガンジーの著作から見つかっていない。似た趣旨の発言を後世が要約したものとされる |
| とにかく始めよ。大胆さには天才が宿る | ゲーテ | 登山家W.H.マレーの著書の一節。ゲーテの詩の自由な訳と混ざって広まったとされる |
| うまくいかない方法を1万通り見つけた | エジソン | 本人の発言記録としては諸説あり。ただし趣旨は他の発言とほぼ一致している |
で、これを知ると「じゃあ意味ないじゃん」となりそうですが、私は逆だと思っています。誰が言ったか怪しいのに何十年も生き残っているということは、それだけ多くの人が実際に救われたということ。言葉としての実績は本物です。
本記事でも、出典が怪しいものは「〜とされる」と正直に書いています。余談ですが、私も自分の言葉を100年後に誤引用されるような人生を送りたかったです。
【失敗したらどうしよう】に効く6つの名言
まずは一番よくある不安から。ここに並ぶ6人は、全員とんでもない数の失敗をしたうえで歴史に名前を残しています。
1. トーマス・エジソン
私は失敗したことがない。ただ、うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ。
発明王の代名詞のような言葉。電球のフィラメントに使えそうな素材を片っ端から試していた時期の話として紹介されることが多いです。失敗を失敗と呼ばなければ、失敗の回数はゼロになるという力業ですが、趣味レベルの挑戦にはこの屁理屈で十分だと思います。合わなかった趣味は「合わないと判明した」だけの話です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 電球の実用化や蓄音機などで知られるアメリカの発明家・実業家 |
| 生没年 | 1847〜1931年 |
| ここが刺さる | 失敗の定義は自分で決めていいという発想 |
2. マイケル・ジョーダン
私は9000回以上シュートを外し、300試合近く負けた。勝敗を決めるシュートを任されて26回外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそ成功した。
ナイキのCMで使われて世界的に知られた言葉です。史上最高のバスケットボール選手と言われる人が、自分の失敗を具体的な数字で数えているのが良い。失敗の数を覚えているというのは、それだけ打席に立ったという証明でもあります。ちなみに私が人生で外したシュートは0本ですが、それは1本も打っていないからです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | NBAシカゴ・ブルズで6度の優勝を果たしたバスケットボール選手 |
| 生没年 | 1963年〜 |
| ここが刺さる | 失敗の回数は挑戦の回数と同じという事実 |
3. J.K.ローリング
失敗せずに生きることは不可能です。何ひとつ失敗しないように生きることもできますが、それはもう生きていないのと同じです。
ハーバード大学の卒業式スピーチの一節。ハリー・ポッターが世に出る前の彼女は、離婚して職もなく、生活保護を受けながら子育てをしていました。原稿は12の出版社に断られています。あの世界的ベストセラーが12回「いらない」と言われた事実は、何かを人に見せるのが怖い人にとってかなりの救いだと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 「ハリー・ポッター」シリーズの作者。イギリスの作家 |
| 生没年 | 1965年〜 |
| ここが刺さる | 断られた回数は作品の価値と関係ないということ |
4. ウィンストン・チャーチル
成功とは、熱意を失わないまま、失敗から失敗へと渡り歩いていくことである。
第二次世界大戦中のイギリスを率いた首相の言葉とされます。名宰相のイメージが強いですが、選挙には何度も落ちていますし、第一次大戦では作戦の失敗の責任を取って辞任もしています。失敗の反対は成功ではなく、熱意が切れることだという定義がとにかく実用的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | イギリスの首相。ノーベル文学賞も受賞している |
| 生没年 | 1874〜1965年 |
| ここが刺さる | 成功を「状態」ではなく「移動」としてとらえている点 |
5. 本田宗一郎
私がやってきた仕事で成功したのは1%にすぎない。99%は失敗の連続であった。そして、その実を結んだ1%の成功が現在の私である。
世界のホンダを作った人の言葉。町工場から始めて自動車メーカーを築いた人が、自分の打率を1%だと言い切っているわけです。逆に言えば、99回外しても1回当たれば人生は成立する。趣味探しも同じで、10個試して9個合わなくても何の問題もありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 本田技研工業(ホンダ)の創業者 |
| 生没年 | 1906〜1991年 |
| ここが刺さる | 打率1%でも十分に人生は成立するという実例 |
6. ヘレン・ケラー
安全というものは、多くの場合迷信にすぎない。人生とは大胆な冒険か、さもなければ無かのどちらかである。
幼くして視覚と聴覚を失いながら大学を卒業し、著述家・社会活動家として世界中を回った人です。その人が「安全は迷信だ」と言っている重みがすごい。何もしないでいることは、リスクがない状態ではなく、ただ何も起きていない状態だと言われている気がします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | アメリカの教育家・社会福祉活動家。日本にも3度来日している |
| 生没年 | 1880〜1968年 |
| ここが刺さる | 「何もしない」は安全策ではないという指摘 |
【続かなかったら無駄じゃない?】に効く6つの名言
道具を買ったのに3回でやめたらどうしよう、というやつです。私が一番よく食らう不安でもあります。
7. 老子
千里の道も一歩から。
もとは「千里の行も足下より始まる」。おそらく日本で一番有名な中国古典の言葉です。あまりに聞き慣れていて逆に効かなくなっているタイプの名言ですが、改めて読むと「一歩」以外のことを何も要求していないのが優しい。千里を歩けとは一言も言っていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 古代中国の思想家。道家の祖とされる |
| 生没年 | 紀元前6世紀ごろ(実在については諸説あり) |
| ここが刺さる | 要求されているのは一歩だけだという事実 |
8. 孔子
どれだけゆっくりでも構わない。止まりさえしなければいい。
論語で知られる孔子の言葉として広く伝わっているものです。ペースの話を完全に捨てて、継続の有無だけを問題にしている。週1回15分でも、やめていないなら続いているという判定基準にしてくれるので、飽きっぽい人間にはありがたい一文です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 古代中国の思想家。儒家の祖 |
| 生没年 | 紀元前551〜前479年ごろ |
| ここが刺さる | 速さを評価軸から外してくれるところ |
9. ブルース・リー
1万種類の蹴りを1回ずつ練習した男は怖くない。1つの蹴りを1万回練習した男が怖い。
アクションスターとして知られていますが、哲学書を大量に読み込んだ理論家でもあった人です。これは継続の話であると同時に、手を広げすぎるなという話でもあります。趣味を探しているとつい5個くらい同時に始めたくなりますが、だいたい全部中途半端になります。経験済みです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 香港・アメリカで活躍した武道家、俳優。截拳道の創始者 |
| 生没年 | 1940〜1973年 |
| ここが刺さる | 1つに絞ったほうが結果的に強いという考え方 |
10. スティーブ・ジョブズ
点と点は、あとから振り返って初めて繋がる。先を見ながら繋げることはできない。
スタンフォード大学の卒業式スピーチの一節。大学を中退したあとに潜り込んだカリグラフィー(文字の美しい書き方)の授業が、10年後にMacのフォント設計に繋がった、という話の締めです。今やっていることが無駄かどうかは、今の時点では絶対に判定できない。無駄を心配する人間への回答としてこれ以上のものはない気がします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | アップルの共同創業者。iPhoneやMacを世に出した |
| 生没年 | 1955〜2011年 |
| ここが刺さる | 無駄かどうかは後にならないと分からないという指摘 |
11. 松下幸之助
失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。
パナソニックの創業者の言葉。身も蓋もないようでいて、実際そのとおりです。やめた地点が失敗という名前になるだけという話なので、ゆるくても再開さえすればまだ途中ということになります。ちなみに私は今年、ベランダのハーブをほぼ全滅させましたが、また植えれば途中です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | パナソニック(松下電器)の創業者 |
| 生没年 | 1894〜1989年 |
| ここが刺さる | 「やめた瞬間」に名前が付くだけという整理 |
12. アルベルト・アインシュタイン
人生とは自転車のようなものだ。バランスを保つためには、走り続けなければならない。
息子に宛てた手紙の一節とされています。止まると倒れるというのは不安な話に聞こえますが、裏を返せば進んでいる間は転ばないということでもあります。あと、自転車は完璧に漕がなくても前に進みます。よれよれでいいわけです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 相対性理論を発表した理論物理学者。ノーベル物理学賞受賞 |
| 生没年 | 1879〜1955年 |
| ここが刺さる | 進んでいる間は倒れないという構造の説明 |
【人からどう思われるか不安】に効く6つの名言
30歳過ぎて初心者クラスに混ざるのが恥ずかしい、という話です。コミュ障にはなかなか重い問題ですが、偉人たちの答えはだいたい冷たいくらいシンプルでした。
13. アリストテレス
批判を避ける唯一の方法は、何も言わず、何もせず、何者にもならないことだ。
古代ギリシャの哲学者の言葉として伝わっているもの。要するに批判をゼロにする方法は存在するが、その代償は人生ごとということです。何をやっても誰かには何か言われるなら、言われる前提で好きなことをやったほうが得だという結論になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 古代ギリシャの哲学者。論理学や自然科学など幅広い分野の基礎を築いた |
| 生没年 | 紀元前384〜前322年 |
| ここが刺さる | 批判ゼロと引き換えに失うものの大きさ |
14. エレノア・ルーズベルト
あなたの同意なしに、誰もあなたに劣等感を抱かせることはできない。
アメリカのファーストレディでありながら、人権活動家として世界人権宣言の起草に関わった人です。劣等感は相手から渡されるものではなく、自分が受け取りにいくものという指摘。教室で一番下手なのは事実だとしても、それを恥だと決めているのは自分だけだったりします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | アメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトの妻。国連代表として世界人権宣言に関わった |
| 生没年 | 1884〜1962年 |
| ここが刺さる | 劣等感は受け取らない選択ができるという話 |
15. ココ・シャネル
他人がどう思うかを気にしなくなったとき、あなたは自由になる。
シャネルの言葉として広く伝わっているものです(出典は諸説あり)。孤児院で育ち、帽子屋から身を起こして女性の服装そのものを変えてしまった人。当時は「女がズボンを履くなんて」と言われていた側だったことを思うと、この一文の説得力が変わってきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | フランスのファッションデザイナー。シャネルの創業者 |
| 生没年 | 1883〜1971年 |
| ここが刺さる | 自由の条件を他人の目からの独立と定義している点 |
16. オスカー・ワイルド
自分自身であれ。他の人の席はもう埋まっている。
「ドリアン・グレイの肖像」で知られる作家の言葉とされます(こちらも出典は確定していません)。皮肉屋として有名な人らしい言い回しですが、座席が空いていないのだから自分の席に座るしかないという理屈は妙に納得できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | アイルランド出身の作家・劇作家。「幸福な王子」なども有名 |
| 生没年 | 1854〜1900年 |
| ここが刺さる | 他人になる枠はそもそも存在しないという開き直り |
17. セオドア・ルーズベルト
比較は、喜びを奪う泥棒である。
アメリカ大統領の言葉として広まっているフレーズ。SNSで上手い人の投稿を見て始める気をなくすという現象に、100年前から名前が付いていたことになります。始めたばかりの自分と、10年やっている人を比べるのは単なる情報の誤用です。私もカメラを買った直後にプロの作例を見て3日ほど落ち込みました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | アメリカ第26代大統領。ノーベル平和賞受賞者でもある |
| 生没年 | 1858〜1919年 |
| ここが刺さる | 比較によって失われるものがはっきり名指しされている点 |
18. フリードリヒ・ニーチェ
脱皮できない蛇は滅びる。
「ツァラトゥストラはこう語った」で知られる哲学者の言葉です。人目を気にして今の自分のままでいるほうが、実は危ないという読み方ができます。変わらないことは現状維持ではなく、ゆるやかな消滅だと言われると、さすがに少し椅子から立ち上がる気になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | ドイツの哲学者。近代思想に決定的な影響を与えた |
| 生没年 | 1844〜1900年 |
| ここが刺さる | 変わらないことのほうがリスクだという視点 |
【今から始めるのは遅いのでは】に効く6つの名言
アラサーで新しいことを始めようとすると必ず出てくるやつです。ここは名言より経歴のほうが効く人が多いので、経歴多めでいきます。
19. カーネル・サンダース
墓場で一番の金持ちになっても仕方がない。そこからは何の商売もできない。
ケンタッキーフライドチキンの創業者。あの白いおじさんです。彼が自分のレシピを他店に売り込むフランチャイズ事業を本格的に始めたのは65歳、手元にあったのは月100ドル程度の年金だけという状態でした。しかもそこから断られ続けたという話が残っています。30代40代で遅いという話が、急にどうでもよくなってくる経歴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者 |
| 生没年 | 1890〜1980年 |
| ここが刺さる | 65歳から世界的ブランドを作った実例そのもの |
20. C.S.ルイス
新しい目標を持ったり、新しい夢を見たりするのに、年を取りすぎているということはない。
「ナルニア国物語」の作者の言葉として広く知られています(出典については議論があります)。ちなみにルイスがナルニアの第1作を出したのは50代。夢を見ることに年齢制限がないと言った人が、実際に50代で代表作を書いているので説得力があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 「ナルニア国物語」で知られるイギリスの作家・研究者 |
| 生没年 | 1898〜1963年 |
| ここが刺さる | 本人が実際に遅咲きであるという裏付け |
21. フィンセント・ファン・ゴッホ
「お前には絵が描けない」という声が聞こえたら、なんとしても描くことだ。そうすればその声は黙る。
ゴッホが画家を志したのは27歳のとき。それまでは画商の店員や伝道師をやって、どれもうまくいっていません。しかも画家として活動したのは10年ほどで、生前に売れた絵はごくわずかだったと言われています。その10年で美術史が変わったわけで、期間の長さは関係ないという話でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | オランダの画家。「ひまわり」「星月夜」などで知られる |
| 生没年 | 1853〜1890年 |
| ここが刺さる | 27歳スタート・活動10年という現実的な数字 |
22. ヘンリー・フォード
20歳だろうと80歳だろうと、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者は皆、若い。
自動車を一般人の手が届く価格にした人です。年齢を年数ではなく状態で定義し直しているのがポイント。この定義でいくと、新しいことを始めようとしている時点で年齢に関係なく若手判定になります。都合のいい定義ですが、都合のいい定義は積極的に採用していきたい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | フォード・モーターの創業者。大量生産方式を確立した |
| 生没年 | 1863〜1947年 |
| ここが刺さる | 年齢の定義を年数から切り離している点 |
23. レイ・クロック
まだ青いうちは成長できる。熟してしまったら、あとは腐るだけだ。
マクドナルドを世界的チェーンに育てた人物。もともとはミキサーの営業マンで、兄弟が経営していた小さなハンバーガー店と契約を結んだのが52歳のときです。青いままでいることを肯定してくれる名言はけっこう珍しいので、初心者のうちに覚えておくと便利だと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | マクドナルドをフランチャイズ展開し世界的企業にした実業家 |
| 生没年 | 1902〜1984年 |
| ここが刺さる | 未熟であることを伸びしろとして定義している点 |
24. マハトマ・ガンジー
明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。
インド独立運動を率いた人の言葉として広まっているものです(帰属には諸説あります)。前半と後半で時間感覚が真逆なのが面白いところで、行動は今日、学びは一生という配分になっています。今日始めて、あとは死ぬまでゆっくりやればいいということです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 非暴力・不服従を掲げてインド独立運動を率いた指導者 |
| 生没年 | 1869〜1948年 |
| ここが刺さる | 行動と学習で時間感覚を使い分ける発想 |
【それでも足が動かない】ときに効く6つの名言
理屈では分かったけど体が動かない。最後はそういう人向けの、背中を押すというより蹴る系の6つです。
25. ウォルト・ディズニー
物事を始める方法は、しゃべるのをやめて、やってみることだ。
ディズニーの創業者。彼も新聞社をクビになったり、最初に作った会社を倒産させたりしています。この言葉の良いところは準備の話をまったくしていないことです。調べ物をしている時間はスタートに含まれない、と正面から言われている感じがします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | ウォルト・ディズニー・カンパニーの創業者。アニメーション制作者 |
| 生没年 | 1901〜1966年 |
| ここが刺さる | 準備と開始をはっきり切り分けているところ |
26. マーク・トウェイン
今から20年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望する。
「トム・ソーヤーの冒険」の作者の言葉として有名ですが、本人の著作には見当たらないとされる一文です。それでも残り続けているあたり、多くの人が身に覚えのある真実だからなんだろうと思います。やって失敗した話は笑い話になりますが、やらなかった話は何にもなりません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 「トム・ソーヤーの冒険」などで知られるアメリカの作家 |
| 生没年 | 1835〜1910年 |
| ここが刺さる | 後悔の総量で比べるという視点 |
27. ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
知るだけでは十分ではない、応用しなければならない。望むだけでは十分ではない、実行しなければならない。
「ファウスト」で知られるドイツの文豪。この名言はとにかく耳が痛いです。やりたいと思っている状態と、やっている状態のあいだには一切の関係がないと言い切られています。ブックマークだけ増えていく人(私です)への直球です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | ドイツの詩人・作家・政治家。「若きウェルテルの悩み」「ファウスト」など |
| 生没年 | 1749〜1832年 |
| ここが刺さる | 意欲と行動を完全に別物として扱っている点 |
28. マリ・キュリー
人生において恐れるべきものは何もない。ただ、理解すべきものがあるだけだ。
放射線の研究でノーベル賞を2度受賞した物理学者・化学者です。恐怖の正体はだいたい知識不足だという整理の仕方で、これはかなり実用的だと思います。初めての場所が怖いなら、場所の情報を集めれば恐怖は減る。根性ではなく手順の問題に変換してくれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | ポーランド出身の物理学者・化学者。女性初のノーベル賞受賞者 |
| 生没年 | 1867〜1934年 |
| ここが刺さる | 恐怖を根性ではなく情報の問題に置き換えている点 |
29. ネルソン・マンデラ
何事も、成し遂げてしまうまでは不可能に見えるものだ。
27年間の投獄を経て南アフリカの大統領になった人の言葉です。この経歴の人に「不可能に見えるだけ」と言われると、さすがに黙るしかありません。自分が今できないと思っていることの大半は、単にまだやっていないだけという話でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | 南アフリカ初の黒人大統領。アパルトヘイト撤廃に尽力しノーベル平和賞を受賞 |
| 生没年 | 1918〜2013年 |
| ここが刺さる | 不可能かどうかは事後にしか分からないという指摘 |
30. マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
信じて、最初の一歩を踏み出しなさい。階段の全部が見えている必要はない。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。
公民権運動を率いた牧師の言葉。最後はこれで締めたいと思っていました。全体の計画が見えていないことは、始めない理由にならないという話です。実際、階段の1段目を上がらないと2段目は見えません。踊り場があるかどうかも、上がってみないと分からない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何をした人 | アメリカの牧師・公民権運動の指導者。ノーベル平和賞受賞 |
| 生没年 | 1929〜1968年 |
| ここが刺さる | 全体像が見えないまま動くことを許可してくれる点 |
30個並べてわかったこと
こうして並べてみると、共通点が2つありました。
ひとつは、偉人だからといって最初から偉かった人は1人もいないということ。無職、落選、破産、生活保護、投獄、全否定。今回の30人、経歴を調べるほど元の立ち位置が低くて安心します。
もうひとつは、誰ひとり「じっくり準備してから始めろ」と言っていないこと。全員だいたい「とりあえずやれ」か「やめるな」の二択です。完璧な準備を推奨する偉人は、探したかぎり見つかりませんでした。
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