自然の中を歩くって気持ちいいですよね~

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!
ここ数年、定期的に高尾山に登ってみたいなって気持ちが沸き上がっては、めんどくさい気持ちが勝って結局実行せず…というのを繰り返していました。
なんだか貴重な休日2日のうちの1日を山登りに費やす気になれなくて…だって、まず高尾山に行くまで我が家から片道2時間かかるんです。移動に往復4時間、登山に4~5時間とかかかったら、それもう実働8時間の仕事やん…って思っちゃってたんですよね。しかも土日の高尾山って混んでそうだし。
しかしながら現在の私は無職。平日自分の好きなタイミングで行ける上、実働8時間の仕事が入ろうがエブリデイ休日の私には何の支障もきたさないのです。ということで登山とかほぼ初心者なんですが、高尾山に山登りしてきました。
登山初心者の服装と持ち物
時は11月中旬。朝はまぁまぁ寒く、太陽が出てれば日中はやや暑いため、調節しやすい服装がいいでしょう。そんな私の山Boyファッションはこちらです。

特に山登り用の服とか持ってないので、普通に普段着。ヒートテックにシャツ、カーディガン、マウンテンパーカー、ズボンの下はももひきを履いてます。靴も一応防水だけど特に山登り用ではありません。ま、所詮高尾山だし、大丈夫でしょう!
そして山登りと言えば帽子って思ったんですが、家にベイマックスの帽子しかなかったのでベイマックスの帽子を着用していきました。

持ち物はこんな感じです。
・お弁当
・お茶
・スマホ
・折り畳み傘
うん、普通にただのお出かけですね。お弁当は早朝3:30に早起きして手作りしました。高尾山の山頂で食べるの超楽しみです。

登山ルート
高尾山には合計で8つもの登山コースが存在するらしく、どのコースを選択するか悩ましいところです。
私はというと、先日たまたま話した高尾山に詳しい人に、あんまり人で混雑してなくて初心者におすすめのコースを聞いたところ、「6号路で登って4号路で降りてくる」のがおすすめと教えてもらったので、特にその情報以外に下調べは一切せず、高尾山までやってきました。
07:05 高尾山口駅着
朝5時過ぎの自宅最寄り駅の始発に乗り、高尾山口駅にやってきました。
秋の紅葉シーズンということもあり人混みを覚悟してたんですが、早朝の電車のためもあってか駅は人がまばらでした。
そしてめちゃくちゃ寒い。普通に真冬。秋のハイキングぐらいの軽装で来たことを早くも後悔しました。せめてネックウォーマー持ってくるべきだった…。
震えながら、まずはどこから6号路に入れば良いのか、駅前の案内板で道を調べます。

なるほど。まぁわかんないけど、明らかに登山の服装の人がいたので、その人と同じ方向に行けばきっとわかるだろうと、歩き始めました。
ここでびっくりしたのは、登山道の入り口に向かうまでの道ですれ違った大学生くらいのグループが、「こんにちはー!」と挨拶してきてくれたこと。高尾山の若者って育ちがいいんですねぇ。

ケーブルカーとリフトの乗り場前に到着。この周辺、いっぱい道があってどれが6号路なのかよくわからなかったけど、地図でそれっぽい方向を目指して進みます。(ケーブルカー乗り場を左側に入ってまっすぐ進むと6号路でした)
07:25 いざ入山!

途中まで舗装された道で、さすが高尾山ってこんな歩きやすい道なんだ!やっぱり観光メインの登山なんだね、最高〜!とか思ってたら、「6号路」の入り口看板の先からしっかりゴツゴツの岩道になりました。これは普通に登山靴みたいな底の分厚いやつできたほうがいいですね。僕はただの防水スニーカーで来ちゃったので、足ツボマッサージ並みに痛かったです。

教えてもらった通り、ほとんど人はおらず、たまに他の登山客に追いつくくらい。
でも追い抜きざまにみんな「こんにちは〜」って挨拶して道を譲ってくれました。なるほど、だからさっきの若者たちも挨拶してくれたんですかね。高尾山って水族館とか動物園みたいなレジャー施設くらいの感覚で来たんですが、みんなこんなに挨拶してくれるなんて素敵です。

途中途中にクイズコーナー的な看板が設置されていて、最初見向きもしてなかったんですが、進んでいるうちにだんだん自分がいま何号目あたりにいるのかわからず、あとどれくらいなんだろうと気になり出しました。こんなクイズ看板じゃなくて道案内出せよってよく見たらちゃんと隣に何号目かわかるよう書かれてましたね。
で、結構上の方まで来たときに、小川みたいな道になりました。水量は大したことないけどこの上歩いたら確実に濡れる。私の靴は防水とはいえ気休めくらいのものなので、どうしても靴を濡らしたくなくて端っこの岩の上とかを器用に歩きました。

写真だとわかり辛いんですが、途中からもう水の上しか歩くスペースない部分とかあって、6号路登るなら多分登山靴必須ですね。途中で道合ってるか不安になるレベルだったんですが、4~5分も歩くとこの道も終わって次の道案内が出てきて安心しました。
ほどなくすると延々と続く階段が出てくるんですが、まぁこの道がきつかったですね。高尾山の登山で最も息切れした部分でした。登っても登っても終わらない。途中から体が暑くなり、シャツ1枚になって必死に登り続けました。

この階段を登りきると、あとは舗装された道を歩いていよいよ山頂が見えてきました。
08:25 山頂到着!
そして登り始めてからちょうど1時間、山頂に到着しました。やったー!

山頂からの景色。すごく眺めがいいです。

富士山も見えました。絶景です。
一通り山頂をうろついて、おなかもいい感じに空いたのでお楽しみのお弁当タイムです。

メニューはツナマヨおにぎり、卵焼き、チャプチェ、ポテトサラダ、ミニトマト。山登りして疲れた身体に染み渡るうまさだったのですが、食べてるうちに急速に身体が冷えて最後は震えながらおにぎりを頬張ってました。先ほど身体が暑くなったのは、気温が上がったからではなく単に階段上りでめちゃくちゃ身体があったまっただけでしたね。
隣の人がなんかあったかそうなものを水筒で飲んでいるのを横目に完食。ごちそうさまでした。
山頂についた時は人はそこまでいなかったんですが、お弁当食べ終わって9:00前くらいになると結構な人で賑わい始めました。山頂の飲食店とかは10:00スタートっぽかったんですが、平日の朝9:00でこんなに人がいるってさすがですね。
しかしながら普通の観光地と違うのは本当に色んな層の人がいることです。老若男女国籍問わず、グループで来てる人も1人で来てる人もファミリーで来てる人もカップルで来てる人も、本当に客層が幅広いのが面白いし登山のいいとこなんじゃないかと思いました。
08:55 下山開始
混雑が本格化する前に下山することにしました。
最初4号路だと思って進んだ道が違っていたようで、そこそこ進んだ道を引き返すというトラブルも発生しました。

この看板はさすがに詐欺すぎるだろと思いつつ、無事に正規の4号路を発見し下ります(この道の右真隣の道でした)。4号路は6号路に比べて道が平らで歩きやすく、普通のハイキングくらいな感じです。途中犬を散歩してる人もいました。
それにしても山頂にいた人の多さを考えるとそんなに人はいなくて、みんな一体何号路で登ってるんだろうと思ってたんですが、4号路の途中で合流した1号路から急に流れが変わりました。人はめちゃくちゃ多いし、道は舗装されていて歩きやすいし、沿道に飲食店とかお土産屋さんとかある。
なるほど!ここで謎が解けました。いわゆる高尾山の観光ルートはこの1号路で、大半の人はこの道を進むのでしょう。この道ではすれ違う人にこんにちはーなんて挨拶絶対しない。でも私が今歩いてきた4号路とか6号路は登山客向けのコースだから、みんな挨拶してくれてたわけですね!
10:00 リフトに乗ってみる
ここから更に歩いて下るという選択肢もあるわけですが、歩くと約40分かかるとのことでした。途中で道間違えたりして疲れたので、リフトで下山することにしました。リフトは片道490円とお手頃価格です。

久々にリフト乗ったんですが、これめちゃくちゃ怖いですね。安全バー的なものがないし、真下は簡易的なネットが張り巡らされているだけで、落ちたら普通に大けがしそう。乗り場でアルコール飲んだ人はリフトじゃなくてケーブルカーで下山しろって案内がされてたけど、納得です。

それでも眺めはすごく良くて、ちょっとしたアトラクション感もあって楽しいので、乗ってよかったです。
10:10 ふもと到着

10時過ぎ、無事にふもとに戻ってこられました!
出発するときはほとんど人がいなかったケーブルカー乗り場の前の広場も結構人が増えてました。なにより駅に向かう道がだいぶ賑わってましたね。
ほどよい疲れが心地よく、そして何よりまだ朝の10:00過ぎ。普段なら大体今の時間に起きるという自堕落な生活を送っている私にとって、このまぶしい時間の使い方は心にゆとりを与えてくれます。
初心者の高尾山登山にも6号路はおすすめ!
で、初心者が高尾山に登ってみた感想ですがシンプルにめっちゃ楽しかったです。運動不足の解消にもなるし、自然を感じられてハッピー!な気分になれます。
混雑を避けて登山気分を味わいたいなら6号路はとても楽しいですが、靴は絶対登山靴で行くべきだと思いました。私、夏だったら多分クロックスで行っちゃってたと思うんですが、クロックスなんてとんでもないですね。
そして1人でも未経験でも気軽に始めやすいのも登山の魅力だと思いました。ハマりそうです。
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