5弦バンジョー基本のホ!【チューニング・タブ譜の読み方・拍の取り方】

弦楽器「バンジョー」

明るく陽気な音色と賑やかな演奏が特徴の楽器「バンジョー」。

バンジョーの難易度にはもちろん個人差がありますが、個人的には結構難しいんじゃないかなって思ってます。というのは「なんとなく弾けるようになる」ための要領をつかむまでの道のりが長いからです。

どうも!無趣味社会人ことたっつーです!!

個人的にバンジョーがとっつきにくい一番の要因は、(弦楽器だから仕方がない部分があるものの)学生時代に習ってきた「ドレミ」の概念が薄く、すべての話の土台が「コード」で形成されているからだと感じます。

コードについてはこちらの記事を参考にしてみてください

譜面が「ドレミファソラシド」で書かれていれば、楽譜の読み方と楽器の音程の位置さえ対応付いたら、あとは練習時間を重ねることで上達していけるんじゃないかなって思うんです。

しかし、バンジョーはそもそもの弾き方も複雑な上、基本的な概念としてコードが理解できていないと説明を聞いてもちんぷんかんぷんになってしまうんです。コードは音楽理論の一要素ですが、基礎知識がないと正直理解が難しいのです。

ということで今回は、そんなコードの概念とも密接に関係する、バンジョーの基本のホ「チューニング」「タブ譜の読み方」について見ていきましょう。

※当ページでは基本の2番目にあたる言葉として便宜上「基本のホ」とタイトル付けしていますが、本来初歩の初歩的な意味合いで用いられる「基本のキ」に次ぐ言葉として「基本のホ」などとは言いません。つまりこれは誤用です。しかし、AIによるライティングが当たり前となってきたこの世の中、こんな人間的な言い間違い、いやむしろクリエイティブともいうべきミステイクはもはや「NEW KAWAII」わけなのです。しかし皆さんは現実生活でこんな誤用はしないようにお気をつけくださいね。

チューニング

そもそもチューニングとは、「音程を合わせる」ことです。調律とも呼ばれるようにあらゆる楽器で必要な演奏前の準備ですが、特にバンジョーを始めとする弦楽器は、演奏しているうちに少しずつ弦が緩み、音程がずれていってしまうのです。(バンジョーは比較的チューニングがずれにくい楽器だとは思います)

5弦バンジョーのチューニングは「オープンGチューニング」といって、弦をすべて押さえずに開放の状態で鳴らしたときに、Gコードになるように合わせるのが最も基本的な合わせ方です。

ところで5弦バンジョーの弦は5本ですが、演奏する体勢で楽器を持った時に一番上になる弦から、5弦・4弦・3弦・2弦・1弦と呼ばれ、それぞれの弦をG・D・G・B・Dに合わせます。

5弦バンジョーのそれぞれの弦の名前と合わせるチューニング

バンジョーの持ち手の上の方にある「ペグ」という部分(画像で①~⑤の番号が振ってある部分)を回すと、弦の張りを緩めたり、きつくしたりすることができます。緩くすれば音は低くなり、きつくすれば音は高くなりますが、このペグを回しながら目標の音に合わせることで音程を合わせることがバンジョーにおける「チューニング」です。

「目標の音」ですが、まれに絶対音感の持ち主が自分の耳の感覚で合わせるとか、正解の音を聞きながら合わせるとか、ローカルな方法を説明する人がいるのですが、現代では便利なアプリが無料で取得できますから、それが初心者にとって簡単かつ確実な方法です。

私が使っているのは↓のアプリです。無料です。

チューナー T1
チューナー T1
開発元:JSplash Apps
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このアプリで実際にチューニングしている動画も作ってみたので、よかったら参考にしてください↓

チューニングは毎回練習する前に行うのが一番いいですよ!

タブ譜の読み方

5弦バンジョーの演奏用の楽譜は、ギターなどで使われる「タブ譜」という形式の譜面で記載されます。ト音記号とかが書いてあるような一番スタンダードな五線譜よりも、簡単かつ直感的に楽譜を読むことができます。

タブ譜の表記について説明していきます。

5弦バンジョーのTAB譜は上の画像のように5本の線が書かれています。上から1弦、2弦、3弦、4弦、5弦の順番で対応しています。

楽譜下の記号は右手で弾く指を示す

5線譜の下に振られた記号は、右手のどの指で弦を弾くかを指示しています。Tは親指Iは人差し指Mは中指です。

楽譜の数字は左手の押さえるフレットを示す

5線譜中の数字は左手で押さえるフレットを指します(フレットとはネックの棒で仕切られた部分で、上のスペースから1、2、3…と数えていきます)。

上の画像の楽譜の場合、最初の「0」は1弦を何も押さえずに中指で弾きます。次の「5」は2弦の5フレット目を押さえて人差し指で弾きます。…というように追っていくと、この譜面は次のように弾けばよい、ということが読み取れるのです。

弾く弦1215213
左手が押さえるフレット054010011
右手の弾く指中指人差指中指親指人差指中指親指

拍の取り方

最後に音楽初心者が大抵ぶつかる壁「拍の取り方」について説明します。

ぶっちゃけ私も楽譜を読んだだけで「どんなリズムなのか」をつかみ取ることはできません。正直拍が取れなくても、Youtubeとかで正解の音源を聞きながら練習すればリズムはわかるので問題ありませんが、基本的なことは理解しておくと役立ちます。

「小節」という区切りの箱の中に、「拍子」の数だけ「拍」が入っているイメージです。小節がいくつも連なって1つの楽譜が完成するわけですね。

上の画像の譜面の場合、4分の4拍子で、1小節の中に4拍入っていることになり、「テ・テ・テ・テ・テ・テ・テー」というリズムで音符を鳴らします(伝わるかな?笑)。

テンポとは、この1拍に相当するスピードのことで、正確なテンポに合わせたい場合にはメトロノームを使いながら練習をします。バンジョーも特に最初はメトロノームを使いながら練習するのがおすすめです。

Smart Metronome & Tuner
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開発元:Tomohiro Ihara
無料
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ちなみに私はこちらのアプリ↑を使ってます。無料です。

5弦バンジョーの弾き方解説まとめページはこちら
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